園の紹介

園長あいさつ

着任ごあいさつ


 三月の終わり、まだ桜の蕾も固いある日、初めて附属幼稚園の門をくぐった時のことです。園庭のフウの木の下に、くりくりイガイガの実がコロコロと沢山転がっていました。

「なぜ片付けないで、そのままにしてあるのだろう?」

咄嗟にそう思いました。しかし、次の瞬間、ある光景が頭に浮かびました。

木の下に、子どもたちが集まり、実を集めたり投げたりして遊んでいる光景です。

「先生方は、子どもたちに出会わせるためにそのままにしてあるに違いない。」

「そうか、このフウの実も教材なのだ。」

「この実を手にして、子どもたちは何を考え、何とつぶやくだろう。そして友だちと一緒にどんな遊びを創り出すのだろう。」

私は、四月から始まる附属幼稚園の子どもたちとの「遊びの中にある学び」の奥深い世界に足を踏み入れることに、胸が躍るのを感じました。

 さて、大分大学教育学部附属幼稚園は、大分県における幼児教育研究の拠点であると同時に、未来の教育現場を担う人材育成の場、そして地域の子育て支援の窓口でもあります。このような使命を理解し、平素より本園に多大なるご支援・ご協力下さいます保護者の皆様はじめ関係者の皆様には、心より感謝申し上げます。これからも、本園の教育目標である「豊かに生きる子どもの育成」をめざし、お子様の健やかな成長を願って、職員一同精一杯努めてまいりたいと思います。今年度も、どうぞよろしくお願い申し上げます。

 

平成二十九年四月吉日

                    大分大学教育学部附属幼稚園

                      園 長 石 川 照 代


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