太陽のように惑星をもつ星は一体どのぐらいあるのでしょうか?

太陽の近くの60個の星を調べてみると、以下のような内訳になります。

単独星32
双子星11
3連星

このうち、連星(双子星や3連星等)は惑星を持つ可能性は極めて低いと 考えられています。なぜなら、原始星雲からいくつもの恒星が生まれるとすると 、後の原始星雲には惑星を生むだけの素材に乏しいと推測されるからです。

もし仮に、連星の間に惑星が存在するとしましょう。すると、その惑星は2つの恒星の 間をこのように回るでしょう。 恐らく、こういう環境では、生命は発生しないに違いありません。

また、最近の観測によると、単独星に見える星も、実は約半分が『伴星』という 小さな星を従えているともいわれています。

太陽系以外で同じような惑星系が形成される可能性は、かなり低いようです。



Written by Harumi Fujishima