誕生につづく生物進化の時代
生命の進化と絶滅
生命の進化と絶滅
原始地球上で、有機物ができ、そして生命のもとになるものが誕生します。
こういったことは、いろんな実験や考察から予測されたことです。
原始的な細胞が進化して、複雑な生物ができるまでの過程は、まだよくは
分かっていません。しかし、地層の中に残っている生物の化石を調べることで、
6億年前〜現在に至るまでの生物の進化の様子は良く分かるようになってきました。
『化石の歴史』を調べると、『生物の歴史』が分かってくるのです。
この地球上に生物が誕生したのは約35億年前のこと。
その後、単細胞のバクテリアが地球上に広がっていったとされています。
この時期から約6億年前までに生きていたバクテリア類は光合成を行い、次第に
繁栄を迎えてきたことが分かっています。
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時代 | 主な進化 | 主な絶滅 | |
6億5千万年前 | 先カンブリア時代 |
![]() | 三葉虫などの海生無脊椎動物 |
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カンブリア紀 | |||
5億5百万年前 | オルドビス紀 | 最初の魚類の出現 | |
4億3千万年前 | シルル紀 |
![]() | |
デボン紀 | |||
3億6千万年 | ミシシッピ紀 | 脊椎動物の陸上への進出 | プランクトンや原始的な魚類 |
3億2千万年前 | ペンシルバニア紀 | 最初のはちゅう類の出現 | |
2億8千万年前 | ペルム紀 | ||
2億4千万年前 | 三畳紀 |
![]() (恐竜も出現) | はちゅう類 |
2億年前 | ジュラ紀 | ほ乳類、はちゅう類 | |
1億4千万年前 | 白亜紀 | 最初の鳥類の出現 | 恐竜 |
6500万年前 | 古第三紀 | プランクトン、恐竜、 海生はちゅう類 | |
2400億年前 | 新第三紀 |
上の表のから見ても分かるように、生物は何度も進化と絶滅を繰り返してきました。
大規模な絶滅から小規模な絶滅まで、数限りない危機を乗り越えて、現在に
至っているのです。
絶滅の要因には、大規模な寒冷化といった環境の急激な変化が考えられています。
『生物』に関するサイト
FIELD MUSEUM OF NATURAL HISTORY SERVER( In America )