その知的生命体が、文明を発達させる確率


知的生物が誕生すると、彼らは必ず工業を発達させ、遠距離通信に電磁波 を利用するようになるのでしょうか?

『fi』から『fc』へと次第にに不確かな内容になってきています。 ここまでくると、もう専門家はいません。誰に気がねすることなく、好きな数値 をいれていいのです。

私達人類は文明を発達させてきました。それには、なんらかの理由、根拠があ るはずです。 その根拠について、考えてみましょう。

技術文明社会への進化 通信への欲求

このことから、『fc』を予測してみましょう。

楽観的立場
fc=1
科学技術は生きていくためには必要不可欠で、知的生命体は必ずそれを 発達させる。

保守的立場
fc=0.5

高等文明が次第に宇宙科学を発達させ、地球外知生体について考える時期が いつかやってくる。

悲観的立場
fc=0.001(ゼロに近い)

知性の高い生命体がいたとしても、科学技術を必要としない場合がある。 例えば、水の惑星があって、そこでの最も高等な知的生命がクジラだとしたら? その惑星に科学技術は、生まれるだろうか?彼らにとって、科学技術はいきてい くために絶対に必要というわけではないのである。




Written by Harumi Fujishima