銀河系内で、毎年生まれる恒星の数



夜空に浮かぶたくさんの星。この広い銀河系では、たくさんの星(恒星)が 生まれ、死んでいきます。

星についての理解を深める ことで、これらの星には惑星が回っていて、そこにはSF小説にでてくる イカのような火星人や金星人がいるのではないかと考えるようになるので はないでしょうか?

星は、大きなエネルギー源であるという点で太陽と共通しています。しかし、 知的生命を育むという点では、ほとんどの星が除外されていまいます。 星について理解した上で、SETIの観点から星について考えると、

ということがいえます。 まず、生命が生まれるためには、宇宙において重元素(水素、ヘリウム以外の 元素のこと)が十分にあることが必要となってきます。

1:星が誕生と死を繰り返す
2:宇宙の重元素の含有量が増大
3:地球型惑星を持つ星が増大
4:生命発生

つまり、

宇宙の始まりの時期には重元素の量が少ないため、地球型惑星の形成、 化学物質の生成は少なく、生命発生の可能性は小さくなる。

十分な量の重元素が増大するためには、数十億年という時間が必要

そのためには、星の寿命もある程度、長くなくてはいけません。 星は質量が大きくなるにつれて、寿命は短くなります。

以上のような特徴、性質を夜空に輝く星たちはもっています。 では、星についての理解を深めたところで『R』を予測してみましょう。

天文学者によると、この数はおよそ10個前後であるといいます。 銀河系にある全部の星の数と関連した値なので、あまり勝手な数値をいれることは できないでしょう。



楽観的立場 保守的立場 悲観的立場

R=10




Written by Harumi Fujishima