大分県ダウン症連絡協議会「ひまわり」の顧問としての活動

大分大学教育学部教授 古賀精治

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 大分県ダウン症連絡協議会「ひまわり」は1978年に設立されました。ダウン症などの染色体異常のある方とそのご家族が会員として登録されています。
 心理リハビリテイション、その中心的指導法である「動作法」を受けることが会の活動の柱となっており、月1回の月例会と夏休みを利用した3泊4日間の集団宿泊集中訓練形式のダウン症発達支援キャンプを行っています。また成人した会員のために1泊2日のダウン症青年部自立支援キャンプを開催したり、機関誌「ひまわり」の発行や年次総会などを通して、保護者の情報交換や親睦をはかるなど多彩な活動がなされています。
 支援・指導には大分大学の大学院生と学部生、特別支援学校や小・中学校の先生方があたっています。また救護等のボランティアとして大分大学医学部の看護学科の教員等の協力も得ています。
 私は田中新正先生、池永恵美先生、藤野陽生先生等とともにスーパーバイザーとしてダウン症児・者の指導実践にあたりながら、動作法ができる教員や指導者の養成を行っています。