令和元年度 校長室便り~ 
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子どもの行動には意味がある

7月10日(水)
 雨上がりの朝でした。いつもは近づいて来ると「こうちょうせんせい!」と自分から声をかけてくれるAさん。その日は黄色の傘を左手に持ち「あぁ・・・かふぁ!」と声をあげながらこちらを見向きもしません。もちろんこちらの「おはよう」にも返す言葉はありませんでした。
 少し離れて保護者の方が見守りで歩いてきていたので、「なんで怒っているのでしょう」と尋ねました。すると、「先に行ったBさんが黄色の傘を駐車場に置いていったので本人に渡そうとしていました。」と解説してくれました。怒っているのではなく「ちょっと、Bちゃん!傘、かさ、置きっぱなし、持たんね!」と傘をかざしBさんに訴えていたのでした。何十年も特別支援教育に携わっている身で恐縮の限りでした。結局玄関までに追いつけなくてAさんがBさんの傘を傘立てに立てていました。
 日々の生活で子どもの「理解できない行動」を不適切な行動として「Aさん、おはよう、あいさつは」「こっちを見て、先生のお顔をちゃんと見て」「今はそんな事をする時間ではありませんよ」とトンチンカンな指導をしたことがあったのではと反省しています。





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