9月21日 (土)    家政学会支部大会

前々から準備に携わってきた大会の当日になった。
これまで入念にやってきたからうまくいくと確信していたのだが、いざ当日になってみると漠然とした不安が頭をよぎる。

入念に準備を行ってきたことは、大会の運営についてであった、昨日も書いたように、発表については昨日の上を行くぶっつけ本番である。
本当に面の皮が厚いというか、手伝ってもらって作ってもらって初めて見るスライドを見て、その場でしゃべりを考えてしゃべる。
もうむちゃくちゃである。聴いてくださっている方々に失礼である。

なんとか持ち時間の15分を無事終わった。
今日も時間通りである。
こういうおかしな能力はあるようである。

大会は、高校生の発表会のお世話を中心として動いた。
午前中の研究発表、昼食、公開講演会、総会 など、すべての行事が無事終了し、夕方一度帰宅してすぐ研究室に戻った。
会計の締めをしなければならない。
こういうものは早めに片付けておいた方があとが楽である。
この作業がけっこう遅くまでかかってしまった。

おかげで大会が終わった充実感というか、安堵感といったものは何もなく、日常の一つの仕事として支部大会は終わった。

9月20日 (金)    ぶっつけ本番

今日もまた水曜日のようにめまぐるしい一日であった。
8時過ぎには電話がかかってきて、急遽打ち合わせ。
研究室に戻り、しばらくしたら別の予定されていた打ち合わせが会って、これが予定通りの時刻に終わったので、約束通りの時刻に来客を迎えることができた。
共同研究の打ち合わせである。
これが予定したより少し時間がかかり、今日こそお昼ごはんを食べる時間がないのではないかと不安になったが、どうにもお腹が減って頭も身体も動かなくなってしまったので、次の予定に遅れることを覚悟してお弁当を食べた。

その後てきぱき動くことができたので、午後の予定には余裕をもって行くことができた。
今日は午後が盛りだくさんである。
第一弾は研究発表会における発表。
ほとんど準備をしておらず、ほとんどぶっつけ本番である。
資料の準備を手伝ってもらったものの、完成版を見たのは今朝のことであり、発表をしながら「このスライド初めて見た」と思っていた。
それでも何食わぬ顔をして発表を進めていった。
面の皮が相当厚くなったものである。
持ち時間の義務を果たすことができた。
ここで自分で自分を褒めたいことがあった。
それは、先週の講演といい、今日の発表会といい、与えられた時間をぴたっと守ることができたことである。
決められた時刻にぴたっと話を終えた。
先週の講演も準備不足であったし、今日の発表もぶっつけ本番。
かえって準備をしない方がよい結果をもららすのかもしれない。

とうぬぼれていると、ぜったいいつか破綻するから、こんな横着なことは二度としないようにしようと心に誓った。

発表が終わるや否や、逃げるように会場をあとにして、明日の学会会場の準備に出向いた。
準備が思いの外早く終わったので、しばし休息。
こういう時間がうれしい。

夕方から夜は学会の懇親会。
おいしい料理を堪能した。
お酒も美味しかった。
ついつい飲み過ぎてよい気分になったのもつかの間。
明日の学会発表のスライドを見ていない。
もちろん台詞など考えていない。
さっきこんな横着なことは二度としないと誓ったのに、もう誓いを破っている。
二度としませんと言いながらすぐに二度とやってしまうのはダメだ!と学生に口を酸っぱくして言うのだが、これは天に向かってつばを吐いているようなものである。

9月19日 (木)    朝起きたら

朝起きたら、家人が私に対して何か申し上げたいといった様子であったので、恐る恐る伺ってみた。
すると、ドアの前で寝るのは止めていただきたい。トイレに行くのに差し支えがあった。 とのお話を頂戴した。
どうやら、夜中の間に布団を抜け出して、トイレの前のフローリングで寝ていたようである。
まったく記憶にないし、朝起きたらちゃんと布団の上にいる。

フローリングで寝るなど絶対にない と申し上げたいところではあったが、何せ無意識状態で発生した事象であると思われるので、ご意見は真摯に受け止めて今後このようなことが起こらないようにと心に誓った。

一つだけお願いを申し上げた。
今後、リビングとトイレの間にあるドアは完全に閉めず、ゆるく締めておいてください と。

以前、夜中に起きてトイレに行こうとしたとき、ふらついて肘からドアに倒れ込み、ガラスは割れるわ、大出血するわ で多大なるご迷惑をおかけしたことがある。
ガラスの修理代として余計な出費をさせるというおまけまでついた。
ドアがゆるっと閉まっていれば、小指で押すだけでドアは開く。
仮にその場で目眩がおこっても、大きなことにはならずに済むだろう。

半袖を着ていると、ときどき右肘の痛々しい傷跡を見ることができ、それを見ると心が痛む。

9月18日(水)    うってかわって

呑気に時間を過ごすことができたのもつかの間、今日は打って変わって次々と予定のある一日であった。
くたびれた。
朝の会議の第一弾は8:30より。
第二弾、第三弾と進み、運のよいことに11時に終わったので、お昼ごはんを食べる時間をもつことができた。
今日はお弁当を食べる時間がないと思い、お昼ごはんはサンドイッチにしてきた。
おかげでゆっくり紅茶を飲みながらサンドイッチを食べることができた と言いたいところだが、メールをしたり資料を見ながら片手でサンドイッチをほおばった。

お昼過ぎにすぐに出かけて外部での打ち合わせ。
それが終わるや否や、別の場所に行って別の打ち合わせ。
そのまま家に帰ろうかと思ったが、学会の準備にたくさんの漏れがあることに気がついて研究室に戻ってきた。
今日中にやっておかないともうあとがないと一生懸命取り組んだが、もうほとんどエネルギーは切れていたから、なかなか進まないし、ポカばかりやる。
それでもなんとか形だけはできて、終列車の一つ前の列車で帰ることができた。

帰ったらすぐに寝られればよいのであるが、頭がまだ興奮していて、お酒を飲んでもシャワーを浴びても眠れそうにない。
眠れないなら眠れないで時間は有効に使えるわけで、深夜にちんたらとお弁当を作っていたら、だんだんクールダウンして、お弁当を詰め終わった頃には睡魔が襲ってきた。
布団の上に身を横たえて、意識がなくなるまでに1分とかからなかった。

9月17日 (火)    学会準備

今週金曜日、土曜日に家政学会支部大会が開催される。
その実行委員としての役割があって、これまで少しずつやってきたのだが、いよいよ目の前に迫ってくるとあれもこれもとやらなければならないことが次々と出てきた。
朝、今日一日で終わるかどうか不安になって目眩がしたが、手帳を見ると具合のよいことに、決まった予定は何もない。
これが会議漬けの一日であったら今日は気が狂っていたことであろう。
ただでさえ大会が近づいてきてピリピリし始めていたところであったので、今日のこの余裕の一日は本当にありがたい。
昨日今日と私生活でも仕事でも少し余裕があることが本当にうれしい。

9月16日 (月)    呑気な休日

なんだかこんなに呑気な休日は久しぶりである。
この休日はありがたい。
祝日はご褒美のような休日で、仕事からも家事からも解放されて本当に自分の時間を過ごせる一日である。

と言いながらも、昨日は一日中出かけていたから、結局今日も朝からおべんとうのおかずを作ったり、朝昼晩の食事を用意していたけれど、その他は特にやらなければと思っていたことがなかったのでのんびりできた。
ひとつだけ難点をあげるとすると、あまりに呑気になりすぎて、お酒の量が増えてしまい、夕方頃から何が何だかよくわからなくなってしまったことだ。

9月15日 (日)    日田

B−1グランプリと銘打ったイベントが開催されているとテレビで紹介していた。
これはおもしろそうだと、朝から日田に出かけた。
同じようなことを考える人はたくさんいるようで、インターは渋滞し、注文をしてから食べ物にありつくまで120分かかるという。
なのでB−1グランプリには行かなかった。

本当の目的は月末に計画している合宿研修の最終打ち合わせである。
川田先生を中心に3年生のスタッフとともに、現地でお世話をしてくださる野村さんと綿密な打ち合わせを行った。
お昼ごはんを食べるのを忘れるほどのものであった。

野村さんには日頃からとてもお世話になっていて、本当にありがたい。
親身になって学生のことを考えてくださって、本気で日田の街をよくしようと考えておられる。

なので、今回の合宿はとても密度の濃いものであり、学生はしっかり勉強してもらえることを確信している。

9月14日 (土)    ホルトホール

大分駅南にホルトホール大分が開館した。
ちょっと前のことである。
前々から気になっていて、8月に一度会議があってそこに出向いたが、そのときは時間がなかったので「きれいな建物だなぁ」くらいで帰ってきた。

今日はここで講演をすることになっていたので、少し早めに出かけて、館内をまわってみた。
落ち着いたなかなかよい施設である。
図書館があって、ここでのんびりと本を読みながら、気が向いたらとなりのカフェで一服して、お腹が減ったら3階のレストランで食事をする という幸せな日を想像した。
大きなホールもあって、今日はミュージカルがある様子であった。

ここに来ている人たちをみると、年配の人、若い人、家族連れ、子ども といろいろである。
それぞれの顔がよい。
みんな幸せそうな顔をしている。
ホルトホールにはみんなを幸せにしてくれる魔力があるのではないかと思う。

大分駅がますますおもしろい。
駅付近にいろいろな施設ができると楽しみも増える。
オアシス広場の反対側には県立美術館が建設されている。
これもまた楽しみである。
駅ビルも再来年。

楽しみがどんどん増える。

9月13日 (金)    ちょっと危ない

朝3時50分頃、ふと目が覚めたら、リビングのテレビの前で横になっていた。
周りには郵便物が散らかっていた。
夕べは確かに、録画しておいた番組を取捨選択していたことは覚えている。

飲みかけの焼酎が卓袱台の上に残っていた。
シャワーを浴びたところまでは覚えているのであるが、歯磨きをしたかどうかが定かではない。
いつもならスウェットパンツを穿いて眠るのであるが、トランクスを身につけている。
もう昨夜何がどうなっていたのかさっぱりわからない。

起きたら家人が、「夜半、ドアの前のフローリングでひっくり返っていて、トイレに行くのに気を遣って迷惑した」と言われた。
そのことに関してはまったく記憶がない。

いよいよ本格的に頭が頼りなくなってきたか、夏の疲れが出ているかどっちかだろう。

家人のアセスメントによれば「睡眠時間が不足している」とのことであったが、確かに長くはないが、不足しているという自覚はない。

とはいうものの、質・量ともに睡眠は大切である。
明日からの3連休でゆっくり休もうと画策するものの、土曜日日曜日は予定が決まっていて、月曜日はどうかというと、これがまた滞っている仕事を片付けないとたいへんなことになるのが目に見えている。
ちょっと危ない状況かもしれない。

9月12日 (木)    ありがた迷惑

8月末に父親の入院・手術のために休暇をとって、実家で数日過ごした。
母親はショートステイに預け、父親への対応は、手術の時に待機していることがミッションであったが、それ以外の時間は比較的余裕があったので、何かやることはないかと実家を見回していたら、母親の下着があちこちに放置されていたのを発見したので、この際一斉に洗ったらよかろうと思って洗濯機を10数回廻した。
おかげで下着はすべてきれいになり、とてもすっきりして自分としては親のために役に立ったと悦になっていた。

大分に帰ってから父親に「洗濯しておいたから」と言わなくてもわかることを電話したが、彼はいまいちそのことに対する懐疑的な雰囲気を感じた。

今日、手術後の経過はどうかと父親に電話して、いろいろと話をしたら、意外な話が出てきた。

それは、私が母親の下着を洗ったばっかりに、母親はどこに何があるのかわからなくなってしまって迷惑だ みたいな話であった。
父親はそのことを熟知しているので、母親の周りに関することでアンタッチャブルの面があることを認識しているようであったが、息子の行為に対して即「余計なことをやってくれたな」とは言えなかったことがわかった。

私も甘かった。
よかれと思ってやったことは自己満足に過ぎず、他人が求めていることとは異なることであることが。

ボランティアは自己本位であってはならないことを痛感した。
まずは相手の望むところをよく聴いて、その中で役に立てることがあればそれをやることがお互いの満足になることを知った。

今回の私の行動はありがた迷惑なことであった。

9月11日(水)    黒い一日

先週の水曜日の手帳は白かったが、今日の手帳は真っ黒である。
それも会議や打ち合わせばっかでこれは気を遣ってとても疲れる。
とても疲れた。
役職故に打ち合わせの相手もそれ相応の相手である。
最後の会議が終わったあと、研究室に戻ったら爆睡。
電話があったことも気づかず、目が覚めて留守電が入っていることに気がついた。

爆睡のおかげで帰宅時刻は遅くなったものの、食事の支度や弁当の用意など、家事は滞りなく終わった。

9月10日 (火)    野菜が高い

葉物の野菜がビックリするほど高い。
ほうれん草259円、小松菜259円、水菜259円。

旬であれば100円のものばかりである。
葉物野菜はβ−カロテンの摂取源となるから毎日食べたい。

けれどもこの値段は引いてしまう。
そこまでお金を出して食べるほどのものではない。

それでも野菜を食べなければと、水耕栽培でできるもやしや豆苗を買おうと思ったらいつも売り切れ。
みんな同じようなことを考えているのだなぁと思う。

大切に保存しておいた玉ねぎ、里芋、南瓜などを食べて野菜を摂取しようと思う。
β−カロテンが摂取できない。

9月9日 (月)    サンマが高い

出張の楽しみの一つとしてデパ地下見学がある。
その土地ならではのものが売られていてきわめて興味深い。
ものもさることながら、値段も気になる。
たとえば北海道に行くと、九州産の養殖ブリがビックリするような価格であったりする。

沖縄のデパートで見たのは1匹1000円の新サンマであった。
大分で旬のサンマを求めれば1匹100円くらいだろう。

旬の走りだったり、輸送にコストがかかれば高くなっても仕方がないが、1匹1000円のサンマはショックであった。
地産地消は栄養面、環境面、経済面など、いろいろなメリットがあると思う。

9月8日 (日)    ワインまつり

安心院で商工会が主催してワインまつりをやるというので、前から気になっていた。
土地の人にちょっと聞いてみたら、「雨が降ったらぬかるむから、長靴を用意してきてください」ということだったので、引いてしまった。
沖縄に行く前の大分の天気予報は週末は雨だったし、沖縄から帰るのが夜遅いから、疲れも出るだろうし、沖縄に出かける前はワインまつりはパスすることにしていた。

ところが、朝になったら早起きしてしまい、天気予報を見たら、今日はもちろんのこと、昨日も雨が降らなかったらしいので、身体は疲れていたはずなのに、なぜか血が騒いで、勢いで出かけることにした。

目的はワインであるから、車で行くわけにはいかない。
電車とバスでのツァーである。

日頃安心院にはよく出向くのであるが、いつも車であるので、電車とバスで安心院に行くというのもプチ旅行気分が味わえてまた趣のあるものである。

会場に行ったら、以前お世話になった方が声をかけてくださった。
そうしたら、仕事のことを思いついて、仕事のお願いをしてしまった。

遊びに行ってもどこかに仕事のことが残っている。
それはそれでよいのかもしれぬ。
向こうは仕事で出向いてきているので、こっちも仕事の話をしてもよかろう。
むしろこういうときの方が話がスムーズに進んだりする。

ワインを飲んで、ステーキを食べて、ブドウを食べたら、そこそこ満足できたので、少し早めに家に帰ってきた。
半日旅行であったので、家に帰ってから家のこともきちんとできて、よい休日になった。

1つだけ驚いたことがあった。
それほど飲み食いしたわけではないのに、お金を相当使っている。
どこでそんなに使ったのかと思い起こしてみたら、交通費であった。
大半が交通費として消えていた。

9月7日 (土)    那覇の町並み

研究協議会はお昼に終わったが、帰りの飛行機が夕方なので、午後は国際通りを歩いてみた。
これがまた記憶している景色と変わっているところが多くてちょっと残念だったりする。

国際通りの真ん中当たりに、一階が薬局で二階が居酒屋というおもしろい古い建物があったが、なくなっていた。
国際通りの真ん中にコインパークがたくさんあって、この地での商売もなかなか厳しいものがあるんだなぁと思ったりする。

牧志の公設市場に足を運んでみた。
ここは昔と変わらない空気が流れている。
市場でお魚を買って、二階の食堂で調理してもらって食べる というのはチャガルチ市場で見るスタイルである。
沖縄が先か、韓国が先かわからないが、朝鮮半島と沖縄の古くからの交流を垣間見ることができる。

公設市場の周りのアーケードで売られているモノも少しずつ変化し、古くからの琉球を伝えるモノが減ってきたように感じてなんとなく寂しかった。

ところが、新しく市場を発見!
バスから何気なく外を見ていたら、「栄町市場」とある。
ちょっと気になってバスを降りて覗いてみたら、そこには昔からあったであろう市場の風景があった。
この雰囲気が好きなのである。

観光地に行って、観光客目当てのお店や、新しく外からやってきたお店を見るのはあまりおもしろくない。
土地の人が昔から大切にしてきた市場には土地の人のコミュニケーションが残っていて、その姿を見るのがおもしろいのである。
観光客の出で立ちをした人間はなんとなく異国人に見えるのではないかなぁと思いながら歩いていると、「おいしいよ。持ってかない?」などと気安く声をかけてもらったりすると、おいしかろうとまずかろうとそんなことはどうでもよくて、「これどうやってつくるんですか?」とか「ここで何年お店やっているんですか?」などと会話をするのが楽しい。

そんなことしながらぶらぶらして、気の向くままにちょっとしたお菓子などの食べ物を買っていたら、しらないうちに荷物が増えて、国際通りが終わる頃には荷物を両手に持ちきれないことになってしまった。
大きなお店に入って、お菓子をちょっとだけ買って、「すみませんが、一番大きな袋をください」とお願いしたら、ちょっと迷惑そうな顔をされたが、この袋いっぱいに駄菓子などを詰めて、それでも荷物はまとまっても重さは減らないから、家まで荷物が重くてたまらなかった。

それから話は戻るが、国際通りを出たところ(逆方向から言えば入るところ)に家電量販店があったはずなのに、すっかりなくなっていたのは個人的な感情としてつらかった。
これも時代の流れの1つであろうか。

9月6日 (金)    琉球大学

琉球大学で会議が開催されたので、出張させてもらった。
2年ぶりの琉大である。
琉大に行くときはなんとなく旅行気分になってしまう。
出張という目的からすれば旅行気分があまりに強いというのはよろしくない。

琉大に初めて行ってから、20年以上経った。
初めて琉大に行ったときには、校舎も新しく、郊外に立地しているということもあって、よい環境だなぁと思ったことを覚えている。

今日、改めて琉大のキャンパスに足を踏み入れると、時の流れを感じた。
建物の傷みが気になる。
建物の外見も中身も傷んでいる。
教員のメンバーもすっかり替わっている。

研究協議会の会場はとても寒かった。
外の日差しが強いので、室温が高くなる。
そこでがんがん冷房を入れる。
教室の黒板の横にはでっかい温度計があって、26.5℃位を示しているのであるが、体感温度は20℃くらいであった。
「軽装でお越しください」とあったが、上着をもっていって正解であった。

9月5日 (木)    共同研究

大分にやってきて、大分での研究生活も四半世紀過ぎた。
どんなことをやってきたかとふと振り返ると、最初は学位を取得するためにいわゆる学術論文を書くための研究をやってきた。
しかし、並行して、地域をキーワードとして、少しずつ企業などと共同研究をやってきた。

今や、研究のほとんどは企業などとの共同研究である。
5年くらい前までは、企業などとの単独の共同研究であったので、研究費をいただく場合にもそれほどややこしいことはなかった。

ところが最近、共同研究として打診されるテーマがでかい。
総額で1億円くらいのプロジェクトをやってみないかと誘われたりする。

これまでにプロジェクトを任されて多くの研究機関を組織して共同研究を進めたことがあるが、これは結構気疲れする。
なので、大きなプロジェクトを廻している先生を見ると、すごいなぁと思う。

これから先、研究をどのように進めて行くことができるか非常に不透明な中、どれだけ社会の要望に応えられるのであろうか。
まだまだ先があるから、少しでも社会の役に立てるような方策を考えていかなければならない。

9月4日(水)    白い一日

今日は会議等特に約束している予定がなく、手帳が白い。
一ヶ月に1回くらいこういう日がある。
しかし最近では珍しい一日である。

こういう日には、日頃できなかったことが捗る。
ちょっとした打ち合わせとか、再来週の学会運営の準備とか、作業というよりむしろ頭を使うことができてありがたい。
日頃はゆっくり考える時間はなく、その場で瞬時にそのときに最良のことは何かを考えるから、あとになってもっとよい方法があったことに気がつく。

と書くとよい一日であったように見えるが、却って身体はだらけてしまって、だらだらしてしまい、結局あんまり捗らなかったりする。

そういうことなら、特別休暇や有給休暇があるのだから、思い切って朝から仕事を切って、家でリフレッシュするというのも一つの方法であると思うが、研究室にいると何かと電話があったりメールが届いたりして、それが気になるものだからついつい研究室に来てしまう。

休養も仕事のうち。体調管理は大きな仕事。
白い一日にはそういう仕事があるのかもしれない。

9月3日 (火)    蝉

今年の夏は本当に暑かった。まだまだ暑い日があるだろう。
そのせいか、蝉の様子がおかしかった。
例年だったら次のように推移する。

蒸し暑くなって梅雨明けが近づくとニイニイゼミが鳴き始め、やがて梅雨が明ける。
するとアブラゼミがでてきて、「ギーギー」と鳴く。
8月のお盆前には早朝からクマゼミが「シャンシャンシャンシャン」とけたたましく鳴く。
そして8月も終わりの頃になるとツクツクボウシが「オーシーツクツク」と鳴き始めて秋が近いことを感じる。
この頃は夏の闘いに敗れた蝉の痛ましい姿を目にする。

今年はニイニイゼミの声をほとんど聴かなかった。
アブラゼミの声も記憶にない。
8月6日頃にほんのいっとき、クマゼミの声を聴いた。
最近ツクツクボウシが鳴いているが、元気がない。・

蝉もこの暑さにはまいったのであろう。
蝉といえば子どもの頃、よく蝉取りに行ったものだ。
夏休みのお楽しみであった。
今は蝉を追い回している子どもを見ない。
子どもたちにとって蝉を捕るということには興味が持てないのであろうか。

それとも蝉獲り少年が出没する時間、出没する場所に私が出向かなくなったせいであろうか。

一気に涼しくなったとともに、蝉も一気にいなくなってしまって、なんだかやっぱりこの夏はおかしな夏であった。
しかしまだまだ暑さは終わらないだろう。

9月2日 (月)    道草

ここのところ、雨が続き、急に涼しくなったが、少し前までは本当に暑かった。
日が暮れてから帰っても暑い。
研究室から大分大学前駅まで歩いたら汗だくだく。
列車の冷房で少し治まって、大分駅を降りて少し歩いたらまた汗だくだく。

もう少しで自宅というところだが、ちょっと休憩しないと家まで行き着かない。

道草である。
その場所はスーパーマーケット。
ほどよいというか、少し過剰に冷房が効いているから、売り場を一回りするとちょうど冷えて汗が治まる。
一回りしてそのまま出口から出ればよいのであるが、たいてい一回りするついでに商品棚をみてしまう。
そうすると、知らない間に商品に手が伸びて、出口を出る前にレジを通過することになる。

それはそれで満足であり、道草もただ時間を過ごすのではなく、何かイベントがあった方がおもしろい。
ちょっとした買い物はちょっとしたイベントであるが、買った商品のことを思い浮かべながら歩いていると、そういえばこれ冷蔵庫にあったなぁ と思うことがしばしばあって、そんなときは道草のことを若干後悔する。

9月1日 (日)    9月

9月になった。
今日は日曜日だから、小中学校は明日から二学期である。
まるまる一週間あるから、生徒も先生も週末までたいへんである。
ウォーミングアップするために相当時間がかかるだろう。

今日は朝から雨模様であった。
久しぶりにいつもの日曜日だった。
朝早く起きて一週間分のお弁当をつくり、少し買い物に行って、そのあとはテレビを見たり新聞をよんだりと夕方までだらだらと過ごした。
夕食の準備をして微睡んでお酒を飲んでだらだら過ごしたら、久しぶりに休日だったなぁと思った。