4月30日 (土)     コロッケ

学生に「先生が一番好きな食べ物は何ですか?」と尋ねられた。
ちょっと考えた。

「コロッケ」

これに決まりである。

子どもの頃からコロッケが好きであった。
今でも好きなのであるが、最近あまり食べることがない。

コロッケは安ければ安いほどよい。
一つ何百円とするコロッケは庶民の食べ物ではない。

子ども頃、近所のお肉屋さんで売っていた1個5円のコロッケがとてもおいしかった。
1個7円のものもあったが、やはり5円が美味であった。
中身はほとんどがじゃがいもで、肉の破片とおぼしきものが点のように入っているだけのものであったが、習字教室の帰りのあつあつのコロッケは何よりのおやつであった。

最近はそういうシチュエーションがない。
コロッケは食卓にのぼるおかずになってしまった。

本屋で雑誌を立ち読みしていたら、偶然コロッケの商売のなぞみたいな特集があって、興味深く見た。
コンビニのコロッケが結構安くておいしいらしいということがわかったので、帰り道、早速コンビニによって、コロッケ1個と第三のビール1本を買って家に帰った。

久しぶりにおやつ感覚で食べたらなかなかいけた。

4月29日 (金)    1ヶ月720時間

1ヶ月は30日とすると、これを時間になおしたら720時間。
この720時間の内訳を考えてみた。

まず、仕事に拘束される時間がだいたい1日13時間で、22日仕事に出るから286時間。
シャワーを浴びたり、洗濯をしたり、食事をしたり と身の回りのことは1日3時間の30日で90時間。
睡眠時間は平均6時間だから、30日で180時間。

この3つを足すと、556時間となり、720時間から差し引いた164時間が自由な時間ということになる。
30日でならすと1日5.5時間となる。
結構自由な時間はあるものである。

その割には毎日忙しいような気分になっている。
もちろん、自由な時間は仕事に行かない日に集中するから、仕事に出向く日はやはり忙しいのかもしれない。

自由時間164時間と仕事関連286時間を足すと450時間。
これを半分ずつにすると、225時間。
仕事の分を22日の平均にすると10時間と少し。

こんなくらいの仕事量が、生活にとっても、精神的にも肉体的にもちょうどよいような気がする。
仕事に必要な時間と自由な時間が同じくらいの生活が理想なのだが、なかなかそうはいかない。

こうして算数を少しやってみると、人生結構楽しむ時間があるんだなぁと思ったりする。

4月28日 (木)    やれやれ

ようやく4月が終わった。
本当に今月は忙しかった。
一ヶ月が経つのがとても遅かった。

明日からはゴールデンウィーク。
ホッとする。

ゴールデンウィークになったらやりたいことや行きたいところがたくさんある。
あれもやりたい、これもやりたい。
あそこに行きたい、ここにも行きたい。

夢はふくらむが、しかし疲れた。
こんな調子だと、家から一歩も出ずに、ぼやんとすごすことになるかもしれない。
その可能性が高そうである。

ところで、話は変わる。

夕方、大谷奈津希さんがふらっと研究室に寄ってくれた。
社会人4年生である。
あの名作「スウィートダイアリー」を書いた大谷さんである。

すっかり社会人の顔になって、頼もしくもあったが、根っこは学生のときとあまり変わっていない。いや、変わってるところもあった。
忙しい毎日を送っているようであったが、元気そうであった。

卒業生が顔を見せてくれるのは本当にうれしい。
私もそのときにタイムスリップすることができる。

4月27日 (水)    嵐

月曜日の予感は当たった。
嵐がやってきた。
昨日から今日にかけて暴風雨である。

本当に息つく暇がない。
考えずに身体を動かしている。
とりあえず現場に行って、その場で考える。
そうしないと対応できない。

それも限界があって、考えをずっとやっていると、ときどき切れる。
切れる というか、訳がわからなくなる。

今日も夕方に打ち合わせをしたが、18時30分頃になったらまったく頭が動かなくなったので、これはいかんと思い、申し訳ないけれどメンバーの先生方に明日また継続審議をしましょうということでお願いをした。
しばらく休んだら少し頭が回復してきたので、明日の会議の打ち合わせに出向いた。
これもしばらくやっていたら、訳がわからなくなってきたので、十分ではなかったが、切り上げた。

切り上げて研究室に戻ってきたらまた頭が復活したので、明日の会議の資料の作成を始めた。
ほどなく訳がわからなくなってきたが、もうこれ以上は限界だと思って家に帰った。

二度と頭は動かなかった。

4月26日 (火)   会議と新歓コンパ

午前中はずっと会議だった。
初めて出席する会議である。
緊張したが、言うべきことは言えたつもりであった。

おかげでテンションは異常な盛り上がり。
3限の授業に引きずった。
高いテンションの状態で、ぽんぽんと話をするものだから、学生が飽和状態になってしまった。
ちょうど飽和脂肪酸と不飽和脂肪酸の話をしているあたりであった。

授業が終わり、やれやれクールダウンでもしようかと思っていたら、夜、急遽会議に招請された。
夜は生活分野の新歓コンパ。
しかし、この会議は重要で、コンパより優先すべきものであった。

会議を終えたらまたテンションが上がった。
上がったテンションをひきずって新歓コンパに突入した。
1時間50分遅れで到着し、会場についてわずか10分でお開きとなった。

学生は盛り上がっていたからよかった。
本当は学生のみんなと交流を深めたかったのだけれど。

4月になってからというもの、学生との交流に掛ける時間が激減している。
その代わり激増したのが、会議とか打ち合わせに掛ける時間。

4月25日 (月)    不気味な月曜日

また1週間が始まった。
木曜日まで過ごせば連休になるから、もうひとがんばりである。

とはいうものの、今日は3コマ授業があるということで、前の晩から眠れなかった。
夜中に数回目が覚めた。

教員生活24年目になるが、いまだに講義が気になって夜眠れないことがある。
講義が始まる前はそわそわしていろいろなことに手がつかない。

いつものように早朝に研究室にやってきたのだが、熟睡できなかった影響で頭はぼやぼやしている。
独りで集中しないといけない仕事を抱えているのだが、集中できない。

朝からゼミの打ち合わせ、事務方との打ち合わせを終えて2限授業。
昼食をそそくさと食べて3限、4限と授業を続けた。

ぐったりした。
しかし、今週はまだまだ序の口のような気がする。
嵐の前の静けさといった感じの月曜日であった。

4月24日 (日)    気ままな日曜日

この1週間はなんだか慌ただしかった。
しかし週末にまで仕事は持ち越さなかったから、気ままな日曜日であった。

いつものように、スーパーマーケットやデパートに行って食材を買い、野菜を買ってきた。
冷蔵庫の中身がまだまだたくさんあったので、今日はあまり買わなかった。

近所の酒屋がガレージセールをするというので覗いてみた。
出かける時間が遅かったので、安価なワインは売り切れていて残念であった。
しかしながら、日頃なかなか手に入らない焼酎があった。
一つの銘柄は有名なものでさすがに売り切れていたが、もう一つの銘柄は穴場的なもので、ゲットできた。

ちょっとうれしくなって家に帰り、惣菜の仕込みに入った。
ごそごそして結局5時間にわたってキッチンに立った。
お弁当のおかずが5品できた。

これで来週のお弁当も安泰である。

4月23日 (土)     続・御衣黄

先週つぼみを開いた八重桜が満開になった。
風にそよそよと吹かれる姿は、凛としている。

私のお気に入りの御衣黄も満開となった。
毎年見ているはずの花であるのだが、今年は注意深く見ていたせいか、花の色が変化しているのがわかった。
緑色の花かと思っていたら、うっすら桃色がかかっている。
このコントラストが美しい。



キャンパスのあちこちで八重桜が満開である。
ソメイヨシノに比べて色彩が濃い。

春から初夏への移ろい。

4月22日 (金)    新幹線

共同研究者のところへ出向いた。
今度の学会発表の内容の打ち合わせをするためである。

たびたび出向くが、いつも飛行機にしようか新幹線にしようか迷って、結局新幹線にすることが多い。
あるとき、飛行機に乗るために、電車に乗っていたら、理由はわからないが、ちょっとしたパニック発作が起こって、それ以来、飛行機に乗るのが少し怖くなった。

座席に縛り付けられて身動きできないという状況が生じるのが悪いのだと思う。
何より、自由にトイレに行けないことがよくない。

新幹線は時間が余計にかかるものの、トイレは自由、座席ベルトも手荷物検査もない。
余計な緊張をしなくてもよい。
車内販売もやってくるから、お茶が飲みたくなったらすぐに飲むことができる。

今日は昨日の疲れを引きずっていたせいで、新幹線の中ではほとんど目を閉じてすごした。
しかし、眠ることはできなかった。
基本的に最近は交感神経優位になっているのだろう。

新幹線の楽しみの一つとして、プラットホームの立ち食いうどんがある。
以前にもこの日記に書いたことがあるが、いろいろな土地でいろいろなうどんを食べるのも楽しみの一つである。
短い時間で一気に食べるのもスリルがあってよい。

4月21日 (木)    忙しい1日

今日は忙しかった。
朝から授業、打ち合わせ、会議、打ち合わせ、授業、会議 と続いた。
合間には期限を決められた書類を書いたり、資料を用意したりと、息つく暇がなかった。

今週は月曜日から授業が多く、打ち合わせや会議もかなりあったので、そろそろくたびれてきたところに今日の1日である。
疲労感にとどめを刺すような1日であった。

朝は始発でやってくるが、今日は終列車になりそうな勢いであった。
今日は高いテンションを維持したまま1日を終えることができたが、これは反動が怖い。
いつかどっかで何か出る。

忙しい中でもひとつだけ心がけていることがあって、それはどんなに急いでも走ったり早歩きしない ということである。
あえてゆっくり歩くことによって気持ちを落ち着けるとともに、走って息を弾ませたら、そのあと頭が回らなくなると思っているからである。
これはスイッチを切り替えたり、考えをまとめるのにとても有効である。
走ってもゆっくり歩いても、時間はそれほど違いがない。
こういうほんのちょっとした余裕は大切であると思う。

4月20日 (水)    無題

最近忙しいので、つれづれ日記を何日かまとめて書くことが多い。
ネタはたくさん思いつくのでそれほど気にならないが、文章は気乗りのするときと気乗りのしないときのギャップが激しくこれが困る。

書いてから読み直してみると、つまらない・何が何だかよくわからない といった文章が何日か続いたりする。
読んでいていやになる。

じゃあ、書ける日だけかいたらいいじゃないかと思う。
そう思うのだが、加齢とともに柔軟性がなくなり、どちらかというと几帳面な性格が災いして、毎日記録を残しておきたいと思う。
書かない日があるときはよっぽどのことである。

ということで、日曜日から今日までの日記は同じ日に書いたのであるが、今日はいつもとちょっと変えて、時間差で書いてみた。
いつもならいっぺんに何日かの分を書くのであるが、今日は何回かに分けて書いた。

そうしたら、日によって気乗りのしない日があると思っていたら、気乗りのする時間と気乗りのしない時間があることに気がついた。

気分で毎日をすごしているようなもんだ。

4月19日 (火)   ビアガーデン

今年も屋外ビアガーデンがオープンした。
亀が冬眠から覚めたのごとく、行きたくなった。

いつもビアガーデンにつきあってくださるHさんに早速電話をかけて誘ったらOKの返事をいただいたので、今日出かけた。
オープンから5日間は料金が半額なので、この機会に行こうという魂胆である。
せこい。

去年もこのビアガーデンに行った。
Hさんと共にである。
去年はめちゃめちゃに寒く、しかし防寒対策をしていかなかったものだから、冷えて冷えて寒い思いをした覚えがあった。

今朝天気予報を見たら、「風が強く冷える」ということだったので、一度洗濯した冬のジャケットを引っ張り出して今年は防寒対策を万全にして出向いた。
正解であった。
案内された席は、一番外で、強い風がまともに吹いてくる。
ビールを飲んでいたら、テントの屋根にバチバチと何かが当たる音が聞こえた。
みぞれだった。
吐く息が白かった。
お皿に盛ってきたおでんは1分で冷たくなった。

もうこれは冬の雰囲気である。
冬の屋外ビアガーデンというのは滅多に経験できることではない。
身体を震わせながら、結局閉店までいて、Hさんと仕事のことや子どものこと、人生のことなどいろいろ話をして楽しいひとときを過ごした。

やっぱりビアガーデンは雰囲気がよい。
暑くなったらまた行かなくては。

Hさん、またご一緒してくださいね。
今日はありがとうございました。

4月18日 (月)    進学説明会

今日夕方、トキハ会館で大分市内の高校生を対象に大学・専門学校などの進学説明会があった。
教育福祉科学部の係として出席してください という話をいただいたので出向いた。

熱心な高校生や、高校の先生、保護者の方たちが入れ替わり立ち替わり次々とやってきて、想像以上に忙しかった。
いろんな質問を寄せられて、十分に知らないこともあって慌てた。
次回に向けて何を勉強したらよいかがよくわかった。

今はインターネットが普及していて、いろいろな情報を簡単に入手することができる。
どこからそんな情報が出たのかなぁと思うようなこともあって興味深いのだが、間違って伝わっていることもあるのではないかと不安になる。

ブースに足を運んでくれた高校生はみんな目がきらきらと輝いていて、教育福祉科学部に興味をもっているようであった。
いろいろと話をして、最後に「来年の4月にキャンパスで待っているからね。」と声をかけると、うれしそうに帰って行った。
ブースに足を運んでくれた人が1人でも多く大分大学のキャンパスにやってきてくれるとうれしいなぁと思った。

4月17日 (日)    眼瞼下垂

疲れてくると、まぶたが重くなって右眼を開いていられなくなる。
眼が見にくくなって不自由だし、他人から見た顔つきも悪い。
最近この症状が特にひどくなってきた。
昨年の8月に撮った写真を見たら、右目が細かったから、すでにこの時期には眼瞼下垂が起こっていたということになる。
当時はそれほど気にならなかったのであろう。

生活に若干不自由を感じることと、脳や神経に異常があるのではないかと心配して、大学の産業医に相談した。
「これは治らんよー。ストレスかかってるねー。」
で、診療所に行くのだったら、1.眼科 2.神経内科 3.脳神経外科 のどこがよいかを相談したらまず眼科でしょうという意見であった。

そこで昨日眼科を受診した。
ときどき世話になる街の眼科である。
医師はいろいろと問診をして、眼を中心に診察してくれたが、「眼科的には異常がない。神経内科を受診してください。」
とのことであった。

その足で神経内科を受診した。
初めて世話になる街の神経内科である。
医師はいろいろと問診をして、神経学的検査をしてくれたが、「神経的には異常がない。脳に動脈瘤が存在する可能性が否定できないので、脳神経外科に行ってMRAを撮ってもらってください。」
とのことであった。

次の脳神経外科の受診は未定。
とりあえず今の状態では症状を改善することができず、MRAをやって動脈瘤が見つかったとしても、手術までするか というとそこまでする気持ちは今のところない。

結局産業医に相談したときの順番に受診することになり、結構自分の予測も正しいのだなぁと思ったが、産業医の見立てが一番正しいかもしれない。
「これは治らんよー。ストレスかかってるねー。」

4月16日 (土)     姫だるま

竹田の名産品の一つに「姫だるま」がある。
大分にやってきて初めてこれを見たとき、なんとおだやかな優しい顔をしているのだろうと思った。
家に飾りたいと思っていたが、なかなか機会がなくて、大分20年目になってようやく我が家にやってきた。



右側の大きい方が20年目にやってきた最近の姫だるま。
左側のものは といってよく見ると右側の姫だるまとは微妙に表情が違う。

これはバザーで売られていたものを見つけて手に入れた。
左側のものは、35年前のもの。
おそらく先代が作られたものと思う。
作る人がちがうと、姫だるまの表情もちがう。

この二人を見ていると、心がすーっと和む。

この二人は親子であると思う。
左側がお母さん。右側が娘。

4月15日 (金)    御衣黄

ソメイヨシノの花が散り始めた。
先週の金曜日に満開だったから1週間経つ。

ソメイヨシノの次は八重桜。
校内にもきれいな花を咲かせる木がたくさんある。

その中でも一番のお気に入りは、教育福祉科学部と経済学部との間にメインストリート沿いに植えられている御衣黄。
少しずつ咲き始めた。



このグリーンがよい。
満開になったときに落ち着きを感じる。
ソメイヨシノの桜色も美しいが、御衣黄のうすみどりは新緑の木々によく調和する。

これは卒業記念樹である。
昭和62年3月、第35回卒業生とある。

昔は卒業記念にこうして記念樹を植えていたのだが、いつの間にかなくなってしまった。
惜しいと思う。
卒業して何年か経って、久しぶりにこの樹を訪れたとき、卒業からの人生を振り返ることができるのではないだろうか。

御衣黄。ゆっくりと花を咲かせ、ゆったりと彩る。

4月14日 (木)    講義

授業が始まって1週間が過ぎた。
決められている授業を1回ずつやった。
前期は大人数の授業が多い。
結構負担である。

毎年第1回目の授業は緊張する。
こっちも緊張するが、1年生も緊張している。
緊張感が伝わってくる。
なんとか緊張感をほぐそうと試みるのだが、不発に終わる。
最後の手段は講義の途中で休憩を入れることである。
これは功を奏した。

今年の学生は態度が真面目である。
今日の講義では、私が教室に入るまではざわついていたが、教壇に立った瞬間に静かになった。
こんな経験をしたのは、しばらく記憶がない。
人の話は静かに聞くというのは当たり前と言えば当たり前のことだが、そういうことが前提だとは思っていないから、当たり前のことがすばらしいことのように感じる。
この雰囲気をずっと続けていきたいと思ったりするが、それは無理である。

たいてい緊張感が続くのは5月の連休までで、連休があけると学生も慣れてきて、雰囲気が甘くなる。
それはそれで気楽な面もある。
8月の夏休みまで、長い時間が始まった。

4月13日 (水)    答弁

会議があった。
その中で、委員会で議論してきた議題をいくつか提案して審議をしてもらった。
議題を説明するのは、資料を配付して、パワーポイントを提示して行う。
資料の作成は昨日、訳がわからなくなってしまって、それでも万全のつもりだったが、やっぱり2ヶ所間違っていた。

プレゼンテーションをするのは、学会発表などをやっているからまだよい。
困るのは質問に対する答えをどうしようかということである。

研究発表だったら、「知らん」とか「今後の検討課題です」とか言ってその場を取り繕うことができるが、会議ではそうはいかない。
その分野の責任者として、きちんとした答えをしなければならない。

これがむずかしい。
とっさにうまく答えることができない。
へんな答えをすると墓穴を掘る。
「知らない」とか「今後の課題」とは言えない。

自分がよく理解できていないことも提案しなければならず、それに対する質問があったときには、それこそ訳がわからなくなる。
よく、会議とか、記者会見で、質問に対して的確に答えている人を見るが、今まではそれほどとは思っていなかったが、自分がそういう立場になってみると、そういう人を尊敬する。

それとともに今まで自分がいかに好き勝手なことを言ってきたか思い知らされる。
日頃好き勝手なことを言っている人は1回逆の立場に立ってみるとよい。

いろんな勉強をさせてもらって、なんとか今日の会議は切り抜けた。
やれやれ。
また来月もある。

4月12日 (火)   資料づくり

明日の会議に必要な資料を作るのに半日要した。
作って見直す度に間違いを見つける。
そこを修正して、ばらばらになっているファイルを統合する。
その作業を失敗する。
ファイルが漏れる。
順番を間違える。

あっちに間違いがあるとわかるとこっちも修正しなければならない。

もう何が何だか訳がわからなくなってくる。
それでもテンションが下がらないのがありがたいと言えばありがたく、自分で自分をほめてみるのだが、いつまで続くことやら とふと不安になる。

4月11日 (月)    おべんとうの時間

ある雑誌に「おべんとうの時間」という連載がある。
いろんな職業の人にスポットを当てて、その苦労やら仕事の楽しさを伝えるのであるが、その媒体としてお弁当を用いる。
お弁当の写真を載せて、お弁当を紹介すると見せかけて、その人の人となりや仕事を紹介する連載である。
毎回とても興味深く見ている。

いろんなお弁当がある。
十人十色である。
自分が作ったもの、家族が作ったもの。
どのお弁当にも愛情がいっぱい詰まっている。

家族が作ったものに家族の愛情を感じることができるのは当然のことであるが、自分で作ったという弁当には、毎日生きていくことができることへの感謝のきもち、仕事に対する愛情がいっぱい溢れている。
自分が食べるお弁当を自分で作るという人は、食べることを本当に大切にしている人だと思う。

それは他人のことについてそう思うのであって、自分に対しては、お弁当をほとんど毎日自分で作ってはくるものの、大して食べることを大切にしているとは思わないし、仕事に対する愛情があるのかないのかよくわからないが、お弁当を作るのが楽しいのである。
それは楽しい人生につながる。

1日の仕事を終えて、家に帰るまでの間、音楽を聴きながら、本を読みながら、考えていることは明日のお弁当のメニューをどうしようかということである。
メニューが決まると帰宅するや否や、キッチンに立って、夕食そっちのけでお弁当の支度にかかる。
お弁当の味見が夕食になる。
缶ビールがお伴をする。

昨日は数日分のお弁当のおかずをまとめて作った。
昨日は酒蔵に遊びに行って半日費やして、投票にも行ったし、デパートの物産展にも出かけたが、朝・昼・夕方・夜 と4回に分けて料理して通算7時間ほどキッチンに立った。

それで今日のお弁当はどんなもんだったかというと、恥ずかしい気持ちがあるが、本邦初公開、「おべんとうの時間」!



おかずのはいったお弁当箱はゼミ生からのプレゼントを愛用している。
ごはんのはいっているお弁当箱は、韓国のコチュジャンが入っていたタッパーを使い回し。

今日のメニュー。

まず右上。
左は、小松菜とベーコンの炒め物。さっと炒めてから塩こしょうで軽く味付け。小松菜がよい香り。
真ん中はいただけない。焼きそば。昨日酒蔵で買ってきたもの。夕べ食べきれなかったのでここにいる。
右はキャベツとソーセージのカレー煮。お弁当のレシピ集の中にあって一度食べたかったもの。カレーの香ばしい香りが新鮮。
すべてラップにくるんであるのは、味が混じらないようにするためと、電子レンジで加熱できるようにするため。

右下。
左は卯の花。長男が買ってきてくれた手作り豆腐のお店のおから。ネギと油揚げと安いかまぼこが入っていて、色も楽しい。薄味でおいしいと思うのは私だけ。
次はほうれんそうのおひたしとミニトマト。彩りがきれい。
その右は、ささみの梅肉焼。1本50円のささみを観音開きにして大葉を乗せ、梅肉をぬってくるくると巻き、爪楊枝で留めて焼いて酒蒸しにする。梅の風味が絶妙。
一番右はポテトサラダ。朝、具材をゆでて下準備をしてから酒蔵に出かけ、帰ってから仕上げをした。具材はジャガイモとにんじん、たまねぎ、きゅうり、かにあしかまぼこ、ロースハム、ゆで卵。自分の好みによくあった味。

左。ごはん。
ごはんの上には手作りのエノキの佃煮。4パック100円で売っていたときに買ってきて、みりんと醤油と梅干しとカツオで煮た。ごはんによくあう。

お弁当と作ってもってくるようになってから、1日2回楽しみが増えた。
1回はお弁当を作る夜。
そしてもう1回はお弁当を食べる昼。

4月10日 (日)     桜

今日は春らしい暖かい1日であった。
陽気に誘われたのと、酒蔵での一年に一度のイベントに行きたくて、車を走らせた。

運転しながら遠くの山を見ると、きれいな桜色に染まっているところがある。
桜が咲いている。
こういう山の色遣いはこの時期限定である。
酒蔵のイベントと桜の景色を同時に堪能できるなんて、今年は幸せである。

桜の名所として絵になる場所がある。
写真集などによく出てくる場所がある。

私は鉄道が好きなので、列車と桜がある風景が大好きである。
大分県内にも名所がたくさんある。
その中の一つに、久大本線の鬼ヶ瀬駅がある。

酒蔵への道中の途中にあるので、鬼ヶ瀬駅のところで車を止めて桜をカメラに収めた。
この目で見る感動をそのまま写真に込めることはできなかったが、美しい風景であった。
こういう風景を美しいと思えることは幸せである。

運がよいことに、写真を撮っていたら列車がホームに入ってきた。
予めダイヤを調べておけば列車が綺麗に撮影できるポイントに行くことができたのにうかつだった。
キハ125系、いわゆる「イエローワンマン」が単コロ(1両編成)でやってきた。
桜色と黄色のコラボレーションが美しい。

桜と列車をカメラに収めたが、今ひとつではあった。
しかし、満開の桜を見ることができたこの季節と、偶然にも列車が入線してきたこの瞬間に出会えたことを感謝してそのときの画像をアップして今日のつれづれ日記は終わり。
写真のできはよくない。


4月9日 (土)     ラスク

ラスクがブームになっているらしい。
行列を作って買うほどのものがあるという。

そんなブームに乗っかって、少し買ってきて食べたらおいしい。
しかし高い。
1枚あたりで数十円もする。

たかがラスクだと思ってしまう。
フランスパンを薄く切って、バターや砂糖を塗って焼くだけのものである。
バゲット1本買ってこれば相当の数ができる。

そんなことを思って2ヶ月ほど前に、固くなったフランスパンがあったから、はちみつを塗って焼いてみた。
とてもおいしかった。
それ以来、ラスクを自分で作るようになった。

最初のうちは蜂蜜をぬるか、何も塗らずに焼くだけのものであったが、なんとか売っているものに近づけないかと思った。
まずバターを溶かして砂糖を混ぜてスライスしたフランスパンに塗り、パリパリになるまで焼いてみた。
すこぶる美味であった。
以来、やみつきになった。

凝り出すと凝るもので、まず、どこのパンを材料にするかというテーマに直面した。
現在もこのテーマに取り組んでいる。
なかなかよいものがないが、どうやらそのまま食べておいしいパンで作ったラスクはやはりおいしい。

次のテーマはバター。
最初は普通のバターに砂糖を混ぜ込んでいたが、塩味と甘味のバランスが悪い。
そこで、食塩不使用バター、いわゆる無塩バターを使うことにした。
そうしたらおいしくなった。

次のテーマは砂糖。
最初は粒の粗い砂糖を使っていた。
今回贅沢と思って和三盆を使ってみたが、バターとの相性が悪く却下。
砂糖は安くてもよい。

次は焼の温度。
以前は温度が高すぎて、焦げていたが、少し温度を下げたら、パリパリ感はそのままでさくさく感も出た。

次は味のバリエーション。
シナモンパウダーを入れたら一層美味になった。

で、最近の作がこれ。



美味。

4月8日 (金)    校内の桜

桜がほぼ満開になった。
美しい。
近くで見る花は美しいが、遠くがぼやーっと桜色になっているのが美しい。
遠くの桜を美しいと思えるようになったのは、近年のことである。
若い頃はそういう眼で桜を見ることはできなかった。

加齢によって眼が見にくくなったから、そういう視点で見ることができるようになったのだろう。
歳をとることによって今まで見えなかったものが見えるようになる。
細かいことに眼は行き届くなるが、大きな視点で物事を見ることができるようになったような気がする。

「木を見て森を見ず」
というが、だんだん森が見えるようになったような気がする。

話がそれてしまったが、校内の桜が美しい。
学生寮からグランドを横目に上がってくる道沿いに桜が植えられている。
その花もほぼ満開になった。
朝日を浴びて美しい。

今日はその画像をアップしてつれづれ日記は終わり。



4月7日 (木)    打ち合わせ三昧

今日は朝から打ち合わせが続いた。
まったなしで新年度が始まった。

早朝に資料を整えて、9:30からは新入生のガイダンス。
16名のフレッシュな1年生を迎えて、お互い緊張の中にも何かしらのうれしさを感じながらのガイダンス。
恒例によりクラス写真を撮影した。
「ピースしていいですかぁ?」
かわいいねぇ。

11:00からは現職大学院生の交流会。
これは出席して聞いているだけであったが、現職の教員の大学院生のモチベーションの高さ、勉学に対する意欲がひしひしと伝わってきた。
こういう熱意に負けないように教育・研究を進めていかなければならないなぁと思った。

そそくさとお昼ごはんを食べた後は12:30より再び新入生のガイダンス。
授業の履修の仕方について説明する。
時間割を見ながら作業を進める。
毎年やっていることなのに、一年ぶりにやると、なかなかうまく説明できない。
毎年時間割も変わるので、面食らってしまう。
結局間違って説明した部分があったことがあとでわかり、全員にメールを配信した。
全員のメールを控えておいてよかった。

14:00は家政教育専修の大学院新入生の引き継ぎとガイダンス。
こっちは卒業生の山野内さんだから、勝手がわかっていてよい。
今年の履修計画などを打ち合わせた。

15:30からは議長となる委員会。
デビュー戦であるにもかかわらず、盛りだくさんの審議事項があり、混乱している。
これまで関心を持ってこなかったことも決めていかなければならない。
委員会の若い先生方の意見をいただいて、うまくまとめることができた。
若い先生の力は本当にありがたい。

18:10からは学部全体で実施する授業の担当者打ち合わせ。
これもほぼ毎年やっていることなので、ほぼ勝手はわかっていたが、毎年マイナーチェンジがあるので漏れがないように。

終わったら19時を過ぎていた。
それから研究室で資料の整理などしていたら、帰るのが遅くなった。
ちょいと疲れた。

廃鶏が全力疾走をしているような気分であった。

4月6日 (水)    甘いもの

自転車で片道10kmを通勤しているX先生は甘いものが大好きだという。
自転車に乗るようになったから、少し大目に食べていいかなどと考えているせいだろう、自転車通勤にしてから却って太ったと嘆いていた。
甘いものをよほど大量に摂取しているのに違いない。

私の知っている先生で、有能な先生はたいてい甘いものが大好きである。
お酒はいらないから、毎夜毎夜甘いものを食べないと気が済まないという先生を何人も知っている。
あたまを常にフル回転しているから、即利用できるエネルギー源として身体が要求しているのではないかと思われる。

有能な先生は甘いものが好きであるという論理が成り立っている。

その逆はどうか。
甘いものが好きな人は有能かということである。

それは成り立たない。
自らがその論理が成り立たないことを証明している。

私は甘いものが大好きである。
午前中に1回、昼食後に1回、午後に1回、夕方に1回、夕食後に1回、寝る前に1回 と甘いものを食べる。
夜は酒も飲む。

これだけ甘いものが好きなのなら、有能であるはずである。
ところが無能である。
ポカばかりして迷惑ばかりかけている。

故に、有能でない人が甘いものを食べすぎると、体重が増えて身体に悪い。

4月5日 (火)   入学式

今日、入学式が執り行われた。
教育福祉科学部は257名の入学生が、大学院教育学研究科には31名の新入生が新しく加わった。
生活分野には16名のフレッシュな仲間が加わった。
これで生活分野は1年生から4年生まですべての学年が16名のクラス。合計64名の大所帯である。
新入生に対しては、明日から早速ガイダンスがある。
明日になったら、初々しく期待と緊張感に溢れた顔がキャンパスを賑やかにすることであろう。

入学式終了後、保護者説明会が開催された。
これに出席した。
大学教員の代表の1人としてである。
前の席に座ってわけもなく緊張した。
座っているだけであって、特に説明などもしなかったので、その点は気楽だった。

学生も若いが、保護者も若い。
保護者もなんとなく不安げな表情であった。
こどもが独り立ちをしようという最初の日だから親が緊張するのはとても理解ができる。
自分自身もそんな思いをしたことを思い出す。

新しい年の始まり。
張り切ってやろうと思う。

4月4日 (月)    打ち合わせ

新年度が始まって4日、実質は2日が過ぎたが、忙しい。
打ち合わせばっかしている。
会議も多い。
会議の資料を作らなければならない。
不慣れなものだから、時間がかかる。
ちっともはかどらない。

学部長を始めとする執行部の会議に出席した。
メンバーの顔を見渡すと、自分が着任した頃に、少し歳が上で、教育にも研究にもバリバリだった若手の先生ばかりである。
それから20年以上も過ぎ、メンバーはかわらないが、白髪が増えた人、髪が寂しくなった人、めがねが離せない人 など、すっかり重鎮の雰囲気である。
「老教授」と言った方がふさわしいような貫禄を持った人もいる。

時代は流れた。
若い頃、教授の先生は偉い先生で、近づきがたい存在であったが、いまや自分がその年齢に達しようとしている。
若い先生方からみたら、昔とは違うものの、やっぱり年配の教授という視点で見られるのだろうなぁと思う。

気分はまだまだ若いのに不本意である。
不本意であるが、そうならそうで仕方がない。

若い人たちが活躍できるように少しでも役に立てればよいなぁと思う。
少なくとも若い人の足を引っ張ってはいけない。

よっぽど戒めておかないと暴走してしまうようで怖い。

4月3日 (日)     有意

テレビを見ると、毎日原子力発電所の話題でもちきりである。
一般市民としては、健康にどのような影響があるかについて興味がある。
興味というか心配である。

毎日のように、原子力安全保安院の担当者が記者会見をやっている。
毎日見る顔である。
学者のような人で、事故以来、毎想像を絶するようなプレッシャーと闘いながらの毎日だろうと思うのだが、画面から見る顔はいつも淡々としている。
肝の据わった人なのだろう。
尊敬してしまう。

記者会見を聞いていておやっと思ったことがある。

「ただちに有意に健康を害する危険性はありません。」

「有意に」かぁ。
普通の人が日常生活で使うことばではないなぁ。
ほとんどの人がことばの意味を理解できていないのではなかろうか。

科学者はついつい専門ことばを乱用してしまう。
一般の人に話をするときには、小学生に話をするつもりでことばを選べといわれる。

そういうことを心がけていて、なるべくわかりやすいことばを使おうと心がけても、十分理解していただけないことがある。

科学者として、情報の伝え方について再度考えさせられた一言、「有意に」であった。

4月2日 (土)     家事の楽しみ

最近、家事が楽しくて仕方がない。
掃除洗濯、買い物、食事の用意。
どれをとってもワクワクする。

今日は風呂の掃除、部屋の掃除、ベランダの掃除と3連発の掃除をした。
掃除といっても、目につくところをさっさとやるだけだから、それほど綺麗になるわけではないが、少しは綺麗になるので、なんとなくうれしい。
特にベランダは久しぶりに洗ったので、煤がとれて白くなった。
換気扇のフィルターも洗ったら、真っ黒な埃がたくさんとれた。

洗濯は洗濯機が勝手にやってくれるから、洗い上がった洗濯物を干すだけである。
干すときにも自分なりのこだわりがあって、ハンガーの右からどういうものを干すか について考えている。
取り込むときに楽なように干す。

買い物に出かけた。
食料品や日常品を買いに出かけた。
近くにドラッグストアがオープンして、開店セールで特売品が出ていたからくるまで出かけた。
20円くらい安いモノを買いに行くために、時間とガソリンを使うのは馬鹿馬鹿しいという考え方もあるが、レジャーの一つなので、お金を使ってでも楽しい。

別のスーパーマーケットには開店5分前に店に入る。
半額になったシュークリームを狙うのである。
同じようなことを考えている人がいるので、競争である。
105円のシュークリームを半額で買っても53円のことでこれも馬鹿馬鹿しいのであるが、なんとなく楽しい。

食事の用意。
休日は主に弁当のおかずをいくつか用意する。
だいたいメニューは決まってきた。
ポテトサラダ、ミニおでん、大根切り干しの煮物、卯の花、、豚の角煮、大根と厚揚げの煮物。
こんなところが常備菜となる。

その日その日によってできが変わる。
おいしくできたときにはうれしい。
逆にバランスの悪い味付けになったときには、ちょっとおもしろくないが、自分で作ったのだから文句は言わない。
次回への糧とする。

休日はちょっとした旅行かドライブに出かけるのと、家事をするのがよいストレス解消になる。
などとえらそうな口をたたくようになったのは最近のこと。

ちょっと前まで、家事などは一切やらなかった。
どういう気分の変化かよくわからない。

4月1日 (金)    新年度の始まり

ついに平成23年度が始まってしまった。
非常に憂うつである。

慣れない仕事をすることになった。
期間は2年。
少しずつ慣れていくしかない。

早速山のように書類がやってきた。
書いてあることがなかなか理解できない。
前途多難である。

学生に成績表を渡した。
みんなそれぞれ進級した。
見慣れた顔を見るとホッとするとともに、心が引き締まる。

来週は入学式やらガイダンス。
新入生がスムーズに学生生活に溶け込めるように上手にナビゲートしていかなければならない。