4月30日 (金)   気にくわない車内放送

始発で研究室にやってくる。
昼間の時間帯だと、JRはワンマン列車で、案内放送は録音された女性の声。
この声は大分交通のエアライナーの車内放送の人と同じではないかと思っているが、定かではない。
で、始発列車は3両つないでいるから、車掌が乗っている。
車掌が車内放送をする。

次の停車駅を紹介する。
「次はおおいただいがくまえ、おおいただいがくまえです。」
と言う。
ときどき気にくわない言い回しをする車掌に出くわす。
なぜ気にくわないかというと、
「次はおおいた/だいがくまえ」と、「おおいた」と「だいがく」の間に間を入れる。
その言い方だと、「大分大学」ではなくて、「大分」にある「大学」というように聞こえる。
「おおいた/だいがくまえ」ではなく、「おおいただいがく/まえ」なのだ。
そこんとこちゃんと認識して放送して欲しい。
今日の車掌は「おおいた/だいがくまえ」だった。
些細でたわいもないことではあると重々承知しているものの、きわめて不愉快であった。

4月29日 (木)   昭和の日

一昔前の天皇誕生日。今は昭和の日。
学生に昭和という時代があって、今日はその昭和天皇の誕生日だったという話をしてもぴんとこないだろう。
何せ学生の75%以上は平成生まれなのだから。

今日は朝から身体が重かった。
4月が始まって1年生のことに気を遣ったり、集中してあった講義の疲れが出たのだろう。
気もゆるんでいるのだろう。

休日に恒例の風呂掃除と部屋掃除も何となく気合いが入らず、テキトーに済ませて掃除をした気分になっている。
しかし床をよくよく見てみると、細かい埃が残っている。
汚れたらまた次の休みに掃除をしたらよいのだから今日はこんなものにしておく。
連休中には部屋の大掃除とベランダの大掃除をしたい。
換気扇の埃も気になる。
フローリングもワックスを掛けて美しくしたい。
台所周りも汚れてきた。

3年生が就職した卒業生の話を聞きたいというリクエストがあったので、昼間、このゼミの卒業生であるTさんに来てもらった。
就職して3年目。そろそろ仕事にも慣れてきた頃だろうか。
3年生に引き合わせる前に仕事はどうかとか毎日楽しく過ごしているかなどを話題に話を聞いてみたところ、人に言えぬ苦労は数知れずあるだろうが、元気そうにしている様子を見てとてもうれしかった。
卒業してしばらく経ってからの卒業生に会うのはワクワクする。
どんなふうに変わっているのかが楽しみなのである。
卒業生が社会で活躍している様子を見たり聞いたりするのは本当にうれしい。

3年生に引き合わせたあとの私はお役ご免。
街で用事を済ませてから帰宅して、夕方は読書にいそしんだ。
読書といっても肩の凝らないエッセイである。
エッセイといってもピンからキリまであって、自慢話ばかりでつまらないものから、思わず引き込まれて時間が経つのを忘れさせるほど熱中させるものがある。
今日読んだのは後者であった。
夜までかかって一気に読んだ。

連休初日は身体と心を休めた1日。
明日仕事をしたらまた休むことができる。
今度は「休」ではなく、「養」に充てることにする。

4月28日 (水)   無題

講義ラッシュの2日間が終わってホッとした。
加えて明日からゴールデンウィークが始まるものだから若干気がゆるむ。
それでも朝から実験をやるぞ!と意気込んでやってきた。
学生がやってくる前に一通りの準備をしておこうと思ったら、一部の器具が用意されていないことがわかり、結局学生がやってくるのを待つことになった。
今日は調製するサンプル数が多かったので、スタートの遅れは終了の遅れにつながるので、気が気ではなかったが、作業を始めたらみんながてきぱきと動いたおかげでスムーズに進んだ。

サンプル調製の途中に来客があって、その対応に追われた。
2人くらいかなと思っていたら5人もいらっしゃったので少し慌てた。

サンプル調製は終わってみたら、予定より早く終わっていた。
予定より遅くなるより気分がよい。
しかし、集中して作業を進めたので、終わったらぐったりとしてしまい、残りの仕事がはかどらなかった。
実験が終わった時点で、頭は連休モードに入ってしまったのかもしれない。

家に帰って夕食の支度をし、食べ終わったらどっと疲れが出て例によってこたつでまどろんだ。
気がついたら夜中になっていた。
次の日が出勤日だとこういう時間の過ごし方は明日に引きずるが、明日が休みだとそういう心配をしなくてよいのでありがたい。

4月27日 (火)    新歓コンパ

今日、生活分野の新歓コンパが行われた。
全員が参加することはできなかったが、ほとんどの学生が参加した。
生活分野全員が集まるのはこの新歓コンパと卒業生の追いコンの2回である。
新歓コンパは1年生を迎えて、初々しい。
新たなスタートの始まりという雰囲気の会だから明るい。

1年生も入学して3週間経って、学生生活にもすっかり慣れたように見える。
同じテーブルに座った1年生に聞いてみたら、一人暮らしが楽しいという。

ついこの前入学してきたと思っていた去年の1年生は2年生になってすっかり先輩になっている。
3年生も頼もしく育ち、4年生は貫禄がある。

この新歓コンパが終わると、新入生に関する行事は終了。
ほどなくゴールデンウィークがやってくる。
この機会に帰省する学生もいるようだ。

この連休が終わると、キャンパスも幾分落ち着き、その代償として少しずつ学生がだらけてくる。

4月26日 (月)    つつじ

桜の季節が終わって山々は新緑の季節になった。
キャンパスはつつじの花が美しい。
つつじが咲くと、春から初夏への季節の移り変わりを感じる。

キャンパスの中ではメインストリートの濃いピンクの花が一際目を引く。
朝、キャンパスにやってくると鮮やかな花が出迎えてくれて、気持ちが高ぶる。
経済学部の自転車置き場のつつじも鮮やかである。

私が一番気に入っているのは、JRの駅から歩道を上がってきて、男子寮の角の最後のカーブに咲いている薄いピンクの花。
これが美しい。
華麗というわけではないが、質素でもない。
鮮やかではないが地味ではない。
何ともバランスがよいのである。

つつじが咲き始めると、同時に紫外線が強くなることを感じる。
季節は夏に向かっている。
暖かくなって夏を予感させるこの頃の季節が好きである。

4月25日 (日)   新入社員

この4月に就職した次男坊もほぼ1ヶ月経って、初任給を手にした。
初任給の金額を母親に伝えたら、母親が自分の稼ぎよりよいとヤキモチをやいていたようだ。

小売業の会社に就職して、接客をし、売り上げのノルマがあって、それを達成するために神経をすり減らすという仕事なので、そういう状況にない私としては、彼のことを尊敬している。
親の心配をよそに、彼は生き生きとして毎日の仕事に励んでいる。
その姿を見るのは何よりうれしい。

親の目から見たら、彼は内向的な性格で、他人とのかかわりすなわち接客業には向かないのではないかと思っていたが、以外にそうでもないようである。
むしろ彼は、数字に対するこだわりがあるから、ノルマ達成とか、目標比○○%というのがおもしろいのかもしれない。

今日はこんなお客さんが来てくださって、こんな営業をしたとか、今日はこれこれが売れたという話で食卓は盛り上がる。
最初の1ヶ月はビギナーズラック。
そのあたりは彼も認識しているようで、この調子で来月のノルマが上がったらどうしようかと言っている。
そんな姿を見るととりあえず安心する。
この先壁にぶち当たることが必ずある。
そんなときに上手に乗り越えてくれるとうれしいなと思う。

4月24日 (土)    母親の様子

今週の火曜日に母親が病院に入院したというので、どんな様子かと思って見に行った。
心配したほどではなく、ホッと一安心した。
話はまともに通じるし、一応自分の足で歩いている。
食欲は旺盛であった。

思うに食欲が病態を改善しているのではないかと思う。
入院する直前の様子を父親から聞いたところによると、食がとても細くなっていたという。
食べられなくなるとエネルギーが不足するし、たんぱく質も不足する。ビタミンやミネラルといった微量栄養素も不足する。
体調が悪くなるのも当然と言えよう。

もうひとつ、環境の変化もあると思う。
よい意味での変化ということである。

家にいるときには母親は父親の顔色を見ながら過ごしている面があったようであるが、そういうプレッシャーからは解放されたのではなかろうか。

しかし本音を言うと、母親に入院してもらうことで父親の負担を一時的にでも減らしてもらえたことの方が価値がある。
父親はどちらかというと完璧主義者で他人を頼ることを好まない。
なので、母親の世話は自分の義務と思って真剣に取り組んでいる。
それが蓄積すると疲れてしまう。
まさに疲労がピークに達したところで、かかりつけの医師や病院の医師がその状況を敏速にキャッチし、素早い対応をしてくれたことに感謝するのみである。

母親にはしばらく病院にいてしっかり食べて体力気力を回復し、父親には気分転換をしてエネルギーをチャージしてもらう。
ときにはそんなことも必要だと思う。

遠くにいる一人息子の私は難の役にも立たず、情けない限りであるが、真に助けが必要になったときには真剣に対応しようと思っている。
それまでは余計なことをすると高齢者の生き甲斐や張りを奪ってしまうことになる。

4月23日 (金)   都会の食材

出張で名古屋に出かけた。
打ち合わせが終わった後に少し時間があったので、今名古屋で一番賑わっているといわれているデパートの地下の食品売り場を覗いてみた。
平日だというのに客でごった返している。
年齢層は若干高く、リタイア組が多いのではないかという印象であった。

いろいろな食材が売られていたが、どれもこれも高級なものばかりである。
値段を見ると、これが見たこともないような高い数字がついている。
1個で500円に近いトマトとか、10個で5000円のみかん。一人前で1000円を超えるような刺身。
100g500円のベーコン。1個が400円もするような普通の菓子パン。
数え上げたらきりがない。
日頃大分では絶対にお目にかかれない価格であった。
大分では絶対にお目にかかれない食材もあった。

レストランで高いお金を取るところが味がよいとは限らない。
場所とか雰囲気とかインテリアでお金を取って、肝心の料理がさっぱりということがある。

しかし食材はモノで勝負するから、値段の高い食材はそれ相応においしいのだろう。
先週のニュースで高級食材を扱うスーパーマーケットの売り上げが伸びていると報じていた。
巣ごもリッチ族なる人たちが高級食材を買ってきて家で楽しむらしい。

経済活動全体で見たときには、食材以外の付加価値の部分にお金を使う、すなわち、レストランなどで食事をするのがよいのだろうが、消費者も同じお金を使うなら、雰囲気よりも味のよさなどの品質に価値を見いだすようになったということだろう。
そういう価値観は理解できる。
雰囲気よりもおいしいものを食べたい。
家で食べれば自分のペースで食べることができる。
後片付けが面倒なのが玉に瑕であるが。

しかし、いくらおいしいといっても巣ごもリッチ族になりたいと思っても、それだけのお金を出して食材を買う余裕がない。
都会に住む人の中にはお金持ちの人がいるのだなぁとため息混じりに食材を横目で見ながらデパ地下をあとにした。

4月22日 (木)   雨

この4月は雨が多い。
寒暖の差も激しい。
何となくおかしな4月である。

今日も朝から激しく雨が降っていたが、昼過ぎから小降りになってきた。
ただ、私にとってありがたいことには、週末に大雨が降ることがない。
なので、買い物に行ったり、街に散歩に行くのに不自由さを感じない。
平日に休日のある次男坊は休日のたびに雨に降られてぼやいている。

雨も時々降るとホッとするが、続くと憂鬱な気分になる。
世の中何事もそんなもんかとも思う。

晴れの日ばかりでなく、雨の日があるから晴れの日のありがたみやうれしさを感じることができる。
いやなことやつらいことがあるから、当たり前のことをありがたく感じる。
雨の日がずっとつづくことはないから、つらいことが続いてもいつかはよい日がやってくると思うことができる。

そういえば森高千里の歌に「雨」というのがあって、しっとりとしたバラードで名曲である。
今日は久しぶりに森高千里の歌声に耳を傾けて雨の1日を楽しむことにしようかと思う。

4月21日 (水)   お菓子に負ける

先週、体重増加のことを書いて、減量するぞ!と決意表明をしたが、だめだ。
減量に必須な減食ができない。
食欲を抑えることができない。

どうしてもお菓子をやめることができない。
食事を控えたら、お菓子の量が増える。
食事を普通の量にしてもお菓子に手が伸びる。
お菓子を手元に置かないようにしようと思ってもふんだんにある。

昨日の講義でも、脳が疲れると甘いものが欲しくなるものだ と力説してきた。
お菓子は脳が欲しているから食べたいのである。
だからお菓子を我慢することは脳の働きに悪影響を及ぼす。

体重を減らすことは難しいにしても、これ以上増えないように節度をもってお菓子に手を伸ばすよう心がけることにする。
身体がお菓子を要求しているのである。
身体の声は素直に聞くべきである。

今日はなんだか言い訳がましいような気がしないでもない。

4月20日 (火)    授業に明け暮れる

前々から手帳の今週のページを見ると憂うつになっていた。
月曜日から水曜日までの間に8コマある。
昨日は連続3コマ。今日は4コマ。
今週と来週と5月10日の週だけがこの調子なのであるからまだよい。
年間通じてこんな調子だとたいそう疲れることだろう。

春休みでエネルギーをチャージしたせいか、いつもになくすらすらと進んだ。
去年あたりから、ことばにつまったり、思ったことがすぐに口から出ないといったことが時々あったが、昨日と今日はそんなこともなく、それなりに流暢に話をすることができた。
いつもなら講義をすると身体がぐったりするところだが、今回はそういった無駄な疲れもない。

なぜそんなに調子がよかったのかを考えることは重要である。
なぜなら、その理由がわかれば、いつもそのような行動をとればよいからである。

残念ながら、わからなかった。
勢いで2日間過ごしたのかもしれない。

いや、ひとつ思いついた。
学生が熱心だったということがある。
学生が熱心だとこちらも気合いが入るし、テンションも上がる。
学生を熱心な気持ちにさせるためには、それなりの準備をして授業をしなければならないが、それなりの準備をしても学生がのってこないときもあって、生身の人間を相手にする仕事は難しいというか奥が深いというか複雑である。

4月19日 (月)    母親の具合

一昨日の昼、父親から電話があった。
珍しくテンションが上がっていたというか、興奮してしゃべりまくられた。
どういう話であったかというと、母親の調子が悪くなり、どうにもたいへんだという内容であった。

母親はもともと身体が強い方ではないが、数年前から高齢者特有の症状が出てきて、最近は普通とは異なる行動をするので、世話をしている父親もまいってきてしまったらしい。
実際に行動を見ていないので、はっきりとはわからないが、世話をするのがとてもつらいようであった。

一昨日の電話では、来週の月曜日すなわち、今日専門病院に行くということだったので、様子はどうだったかと今日電話をしてみた。
すると明日火曜日に入院することになったという。

少し安心した。
周りからもよく言われるらしいのだが、母親より世話をしている父親の方が先に倒れてしまうのではないかと心配している。
母親が入院すれば、少なくともその間は全面的ではないものの解放されるので、多少は気分転換になるのではないかと思う。
週末には一度様子を見に行こうと思う。

子どもから手が離れたと思ったら、親のことがより気になるようになってきた。
そういう時期になったということである。

4月18日 (日)   日本酒

日本酒は基本的に淡麗で香りのよいものが好きなのであるが、絞りたての生酒も捨てがたい。
ちょうど今頃生酒が出回っている。

絞りたての生酒は味がどっしりしていて飲み応えのある酒である。
この酒もおいしいといえばおいしいのであるが、私にとっての欠点があった。
それは酸味が強いということである。

私は酸味の強いお酒はあまり好きではない。
通常、日本酒を造るときには、酵母が負けてしまわないように、乳酸を添加する。
人工的に乳酸を添加しない場合には、乳酸菌であらかじめ発酵させる。
これを山廃仕込みという。

酵母によっても酸味の出方が異なる。
酸をたくさん作る酵母、酸をあまり作らない酵母がある。

ソムリエの田崎真也さんが書いた本の中に、酸味の強い日本酒は白ワインに似ているので、カマンベールなどの白カビのチーズが合うとあった。
なるほど一理あると思い、試してみた。
するとどうだろう、かなり酸がきついと思っていた絞りたての生酒も、チーズを口にした後に飲んでみると、香りや甘みはそのままに酸味が見事に消える。
さらには雑味も消えて、荒い酒がまろやかになる。
生酒の新しい味が見えたような気がした。

これはいける。
これまで敬遠してきた山廃仕込みや酸味の強いお酒で試してみようと思う。
チーズもカマンベール以外に合うものがあるかもしれない。
またひとつ日本酒の楽しみが増えた。

4月17日 (土)    ビヤガーデン

少し前に市内のホテルで16日からビヤガーデンが始まると聞いて、すぐにHさんに電話をした。
都合を尋ねるためである。
17日の土曜日が好都合ということになって、即予約を入れた。

そして今日17日となった。
開店は17時30分だが、少し前に着いて、早速ジョッキを傾けた。

たびたびこの日記に登場していただいているHさんは、私がほぼ唯一、プライベートでお酒を飲みに行きましょうと声をかけられる人である。
いつも一緒にお酒を飲んでいると、仕事のことは少しにして、趣味のことや人生のことについて話をする。
心を割って話すことができることができる。
その前に、仕事では格段にお世話になっている。

ビヤガーデンが始まってまだ物珍しいことと、開店1週間は料金が安いということもあって、席は予約で満席であった。
ビールを飲んでいたら、これまた仕事でいつもお世話になっているYさんがご家族連れで来ておられた。
Hさんも知っている人がたくさんいるとおっしゃっていた。
ビール好きの人間は考えることが似ている。

ビヤガーデンで飲む生ビールは本当においしい。
ビールだけは家ではなく、外で飲むのがよい。
つまみをお腹いっぱい食べて、ビールを3杯飲んだら満腹になった。

夕方暖かかったので、高をくくってしまい、薄着で出かけたら、日が暮れる頃になって寒くなった。
防寒対策がうかつであった。

もう少し暖かくなったら、また出かけてみたい。
Hさん、おつきあいくださり、ありがとうございました。

4月16日 (金)   週末

慌ただしかった1週間であった。
授業があるというと、特に最初の授業は緊張する。
どんな雰囲気の学生が受講するのだろうかという期待と不安が交錯して最初の授業に臨む前はいてもたってもいられないような気分になる。
そんな授業も一通り終わり、だいたいどんな様子かわかった。

併せて実験も進めた。
初めて取り組んだ手法であったから、様子がわからず、とりあえずやってみたが、課題が多いことがわかった。
次回の実験の際に役立てていくことが必要である。

今日は実験が終わったらどっと疲れが出た。
しばらくの間放心状態で、何も手につかなかった。

最近、実験が終わると緊張感が切れるのか、休憩を入れないと次の仕事に移れない。
そんな中で、結果をすぐに整理してもってきてくれるゼミ生は頼もしい。
仕事をする上で、大切なことの一つに迅速ということがある。
迅速に整理して、問題点があれば直ちにやり直すとか次の対策を考えるなどすれば、無駄な時間を使わなくてもすむ。

家に帰って夕食を食べた後は、例のごとくこたつで微睡んだ。
何度も目が覚めたが、なかなか布団に移動する気にならずに、だらだらと深夜までこたつと仲良くしていた。

4月15日 (木)   1週間経った1年生

授業が始まって1週間経った。
1年生もすべての授業を受けたことになる。
履修の方法などについてしばしばメールで質問がやってきたので、大丈夫かなと少し不安ではあるが、何とかなっている様子である。

木曜日の1限には人間福祉科学課程約100人を対象とした授業がある。
今日はその第1回目であった。

大きな教室で大勢を対象にやる授業は得意ではない。
どんな雰囲気になるのか不安な気持ちで授業を始めた。
取り越し苦労であった。
熱心に聞いているし、質問もしてくる。
質問といっても、雑談に対する質問なので、学問とは関係のない内容であるのが玉に瑕ではあるが、話を聞いているということだろう。

ひとつうれしかったことは、受講生の名簿を見ていたら、人間福祉科学課程1年生が全員受講を希望していることに気がついたことだ。
必修教科ではないからとらなくともよいのに、とってくれるのはどんな理由かはわからないが、うれしい。

生活分野の16名は4回目の基礎ゼミをやったから、かなり打ち解けてきた。
5限の図書館ガイダンスでは、待っている間に相当騒いだらしく、図書館の職員に注意を受けていたらしい。
躾をしないといけないかなとも思う。

それでも大きなトラブルなく1週間過ぎて、3年生との交流会では大いに盛り上がっていたので、ホッとした。
スムーズに大学生活に慣れさせることも教員の役目の一つである。

まずは学生が話しかけやすい雰囲気をもつことを心がけているが、おおよそその通りになっていると思う。

4月14日 (水)   由々しき体重

今年に入ってから体重が増える傾向にあったが、3月末から4月にかけての増加は異常である。
異常であると言ったが、原因がはっきりしているので異常ではないのかもしれない。
そのような体重増加を受け入れている心が異常なのであろう。

これまで60kgを一つのラインとして、60kgを超えないように気をつけてきた。
ところが4月になってから60kgを割り込んだ日がない。
そのことに対しての危機感がない。
ダイエットをして体重が60kgを割り込んでからほぼ7年が経過し、自分の感触としては58kg台が心身ともに好都合である。

体重が増加して何が不愉快かというと、衣服がきつくなることである。
それから崩れた体型を見なければならないということである。

これまでも大台を突破することがあったが、そのときには食べることを自粛してすぐに58kg台に戻すことができた。
しかし今回はそれができない。
食べ過ぎたら体重が増えることは重々承知しているし、現状がお菓子の食べ過ぎであることも十分認識している。
そのお菓子がやめられない。
空腹感がないときに食べ物を食べたら太るということを講義で話している。
話しているのにそのことを守っていない。

3月末の出張で食欲が狂ってしまったようだ。
今月はこのあと歓迎会が2回あって、ビアガーデンに2回行く計画を立てているから、体重を落とすことはかなり困難である。

この困難に立ち向かうためには強固な精神力が必要。
今の私にはそういった強硬な精神力が不足している。

今朝の体重は23年前に大分大学に着任したときの体重とほぼ同じ。
再度一念発起して4kgの減量を目標にがんばることにする。

4月13日 (火)    無題

取り立てて話題になるようなこともない平凡な1日であった。
毎週火曜日は授業が多いが、今日は第1回目であったので、ウォーミングアップという感じでの授業であった。
ある授業はイントロの話をゆっくり目に、別の授業ではガイダンス的な話をした。
授業の合間には研究の打ち合わせをしたり、ちょっと実験をしたり、原稿を書いたりとそこそこにはかどった。

夜帰宅したらまさに夕ご飯ができていたところで、幸運であった。
いつものようにお酒を飲んで、食事をして、お菓子を食べて、食器を洗って、弁当の下ごしらえをして、録画しておいたビデオを少し見て、ネットを少し見たら眠たくなってこたつに入った。
約3時間後に目覚めたが、とても眠たくて歯も磨かずに床に入った。

昨日と違ってぐったりと疲れることがなかったのは幸いであった。
明日は授業がないので気分は楽である。
そのかわり、実験と会議で時間をとられることになっている。

4月12日 (月)    講義始まる

先週の月曜日に入学式があって、そのあとガイダンスなどがあり、9日から授業が始まった。
私は金曜日の授業はないので、今日が最初の授業となった。
およそ2ヶ月ぶりに黒板の前に立つということで、すっかり勘が鈍っている。
今日話す内容も先週からじっくりと予習しておいた。
それでもなかなか本調子というわけにないかなかった。

最初の授業は去年の後期に食品学を受講していた学生が多かったので、いくぶん気楽であった。
それでもやっぱり緊張する。
授業が始まって相当時間が経ったかと思って時計を見たらまだ40分しか経っていなかった。

ありがたいことに学生は熱心であった。
きちんと話を聞いてくれていたようだ。
ちょっとした脱線をするとリアクションがあった。

このように適度な緊張感をもちながら授業を進めることができるのが理想的である。
しかし残念なことに、たいてい5月の連休明け頃から緊張感が乏しくなってしまう。
話をするほうも疲れが出てくる。

こういう傾向は毎年のことなので、オムニバスでおこなう授業はなるべく早めに片付けるようにしている。
そうしたら、しばらくの間、月曜日3コマ、火曜日4コマの授業をすることになってしまった。
5月の連休明けの週まで忙しい。

4月11日 (日)   酒蔵のお祭り

九重町の酒蔵でお祭りがあったので出かけた。
今年で15回目になるそうである。
毎年4月の第2日曜日に開催されるのであるが、とても楽しみにしている。

何が楽しいかと言われるとちょっと答えに詰まる。
酒蔵のお祭りなので、いろんなお酒が有料・無料で楽しめるので、これがこのお祭りのメインイベントだとは思うのだが、車で行くのでお酒は飲まない。

結局、お酒や軽食、野菜や漬け物などを買ってくるだけである。
車だから現地でお酒は飲めない。

一つ思い当たることは、即売されるものが豊富で安いということだろう。
確かに、焼きそば100円、つきたての餅が100円、手羽先の唐揚げが200円、絞りたての生原酒が100円といった感じである。
新鮮な野菜や漬け物も安くてよい。
特に絞りたての原酒はおいしいから、ペットボトルを持っていく。
そしてお店の人に車で来たのでここで飲めないから家に持って帰るので、たくさんくださいと言って、10杯ほど求める。

車を使わずにJRで行くという方法もある。
しかし、それは好まない。
現地で節操なく飲んでしまうと帰りがしんどくてたまらないのである。
そんならおいしいものをゆっくりと家で楽しみたい。

両手に持ち帰れないくらいのお酒や食べ物を買った。
九重に行ったらついでに玖珠に足を伸ばして玖珠でおいしいと言われているお菓子をたくさん買った。
玖珠のおいしいものの情報源は梅木さんである。
彼女の情報はきわめて正確である。
確実においしいものが食べられる。

1日、目一杯楽しんだ。
来年のお祭りをもう楽しみにしている。

4月10日 (土)    長男に感謝

長男も職について1年が経った。
そこそこ忙しいみたいだし、結構気を遣って疲れているようだ。
この一年、次男坊と違って近くにいるはずなのだが、話をするのは月に1,2回とずいぶん疎遠になっている。
仲が悪いわけではない。
彼には彼の生活があるし、その生活は彼女と構築しているから、あんまり親が出しゃばることもない。
困ったときにはなんとか言ってくるだろう。
彼のことは安心して彼女に任せている。

昨日の夕方、食事に行かないかと電話があったが、昨日の夜は少し疲れていたので、今日にしてもらった。
前々から豪勢なうどんをごちそうしてくれるという話があったことを思いだして、ごちそうしてもらうつもりはさらさらなかったが、そのうどん屋さんに行ってみた。
前にこのつれづれに書いた例のうどん屋さんである。
残念ながら臨時休業だったので、近くのイタリアンレストランに出かけた。

サラダを食べてパスタを食べ、ピザを食べてデザートを食べたらお腹がいっぱいになった。
おいしかった。

さて、勘定を払おうという段になったら、本当に彼が支払ってくれるという。
なんでそんなことを考えているのか尋ねたら、給料をもらうようになってからまだ1回も私にごちそうしていないし、私の誕生日のお祝いもしていないからだという。
こっちもまだ現役で働いていて、そこそこの収入があるのだから、薄給の社会人1年生にごちそうになるのは何とも心苦しい。
しかし、彼の気持ちをありがたくもらってごちそうになった。
なんだかとってもうれしかったが、申し訳ない気持ちのほうが強かった。

今度は何かおいしいものをごちそうしてやらなければならないと思った。

4月9日 (金)   無題

いよいよ前学期の講義が始まった。
1年生を迎えて、キャンパスは多くの学生で賑わっている。
春休みが長かったので、すんなりと講義モードには入りにくい。
幸いにして、今日は授業がなく、来週月曜日が初講日であるので、今日は授業の予習をしたり、どのように組み立てていこうかを考えた。

学生からの問い合わせも多い。
履修の方法だとか、講義の内容などについて、メールがやってきたり、直接本人が研究室を訪ねてきたりする。
教員もまだ講義モードに入っていないが、学生もまだまだかもしれない。

4月は慌ただしい。
ガイダンス的な授業をやって、さぁ本格的にやりましょうという頃になるとゴールデンウィークがやってくる。
それとともに五月病になる人もいる。

実験も本格的に始まったのでミスをしないように注意をしなければならない。
いつも実験と違うプロトコールなので、隣の部屋ではゼミ生がパソコン相手に悪戦苦闘している。

八重桜の花がほころび始めた。
この花が散る頃になるとようやくキャンパスも少し落ち着く。

4月8日 (木)   お菓子

お菓子依存症に陥っている。
2月の頭くらいからそのような状態になっているからかれこれ2ヶ月になる。
特に、2月、3月は北海道にたびたび行って、そのたびにおいしいお菓子をいっぱい買い込んできたからこれを食べるのに忙しい。
賞味期限の迫ったものを次々とやっつけているという状況である。

1日3回も食べてしまう。
朝食を食べて研究室にやってきてしばらくすると甘いものが欲しくなる。
甘いお菓子を食べると止まらなくなって、お昼頃まで何かを口にしている。

そんなことだからお昼時になっても十分にお腹は空かないが、弁当を食べる。
食後のデザートと称して甘いものを口に運ぶ。

午後はさすがに手が止まる。
家に帰って夕ご飯を食べると、再び甘いもののはしご。
満腹になってもお菓子をやめることができない。

こんな状態がしばらく続いているものだから、体重が増加する傾向にあってゆゆしきことである。

お菓子は楽しみ。幸せな気分にしてくれる。
しかし食べ方には気をつけなければならない。
お腹が空いていないときに食べるものではない。
こんな生活を続けていたら体重は増加し、体脂肪率は上昇し、血清脂質濃度が増加して身体の健康に悪いことは目に見えている。
しかしお酒とともに、心の健康維持にお菓子は欠かせない。

4月7日 (水)   新入生

今年も生活分野で新入生を迎えた。
16名である。1名の男子学生がいる。

自己紹介をしてもらった。
みんなとても初々しい。
とてもかわいらしいと言ってよい。

今年の1年生は大分県の学生が5名と少なく、九州出身の学生が多かった。
一番遠いところは石川県から来ていた学生がいた。

1人暮らしを始める学生もたくさんいて、生活環境ががらっと変わる。
せっかく生活分野に入学したのだから、生活を楽しむような学生生活を送って欲しいと願う。

若い人の笑顔は何よりのエネルギー。
フレッシュな顔を見てこの仕事をしていてよかったなぁと思うとともに、この人たちを育てていく責任感を感じた。

4年間、充実して学生生活を送ってくれることを切に祈る。

4月6日 (火)    ホームページ

新年度を迎え、ホームページをリニューアルしなければと思い、トップページを始め、いくつかのページを書き換えた。
とはいうものの、去年のものを読み返してみると、気持ちが変わっていないなぁと思うところもいくつかあったので、そこには手を入れないことにした。
また、学生が主体になっているところには手をつけていない。
今週中にリニューアルするようにとは言ってある。

リニューアルするのにあたって、他の研究室のホームページを覗いてみた。
その中でこれいいなと思ったところは拝借している。
しかし残念なことに、書いてから何年も放置しているサイトが結構あって、それでは何のためのホームページかわからないなぁと思った。
ちょっとひどいなぁと思ったのは、5年前に退職された先生の研究室のサイトが生きていたことである。

ホームページはほとんど自己満足の世界で書いているのだが、結構外部の人に見られているようである。
仕事で私のところに尋ねてくる方の多くは、ファイルに食物学研究室のページをプリントアウトしたものを綴じている。

情報は魚と同じで鮮度がよいものの方がすぐれている。
いつも多くの人に見ていただいているという意識で作っていかなければならないこと改めて実感した。

4月5日 (月)    新学期始まる

今日は入学式があった。
以前キャンパスの中の体育館で入学式が行われていたときには出席していたが、大分医科大学と統合して街で入学式が行われるようになってから出席しなくなった。

午後から在校生に昨年度の成績表を渡し、今年一年の行事や心構えについて話をした。
いよいよ新学期の始まりである。
新学期が始まると思ったら妙に緊張して、夕べは眠れなかった。

学生の顔を見たらみんな元気そうで一安心。
久しぶりに見る顔はみんな成長しているなぁという印象であった。

来週から講義も始まる。
4月は授業が多い。
4月は学生が緊張感をもって授業の臨むから、やりやすい。
5月のゴールデンウィークが終わると少しだらける。
6月になって暑くなるとかなりだらける。

今週は授業のためのウォーミングアップ。
予習をしなければならない。
毎年同じ科目を担当しても、情報は次々と新しくなっていくから、新しいことを取り入れなければならない。
授業方法も進化させなければならない。

4月4日 (日)   春の休日

2月から3月にかけての週末は出かけていることが多く、休日を実感する日が少なかった。
いろいろな用事が終わり、4月からはそれほど出歩くこともなくなりそうだ。

今日は恒例の食材買い出し、図書館での本の借り出し、デパートの物産展見学など、午前中は結構アクティブに過ごした。
休日のお昼は以前は外食をすることが多かったが、今日は野菜炒めをどっさりトッピングしたラーメンを食べた。
台所に立つようになって一年くらいになるが、最初の頃を思うと手際がよくなっている。
味は未だに試行錯誤。
今日のラーメンは少し塩辛かった。

午後からは録画しておいたオーケストラを見たり、ネットを見たり、本を読んだりして家の中でのんびり過ごした。
夕方になって、晩ごはんと弁当の支度。
今日は奮発して大エビのチリソース。
スーパーの特売でブラックタイガーが1尾39円だったので、12尾買った。
ソースはレトルトの出来合いのものである。

ちょっとしたトラブルに見舞われた。
エビの殻をむいていたら、しっぽが指に刺さった。
そうしたら、ゆびがじんじんと痛み始めて腫れてきた。
アレルギー症状だと思う。
生のエビを食べると、顔面蒼白になって動悸が激しくなる。
ついに食べるだけではなく、指に当たっても具合が悪くなったようだ。

今日のエビチリは材料費だけでも約650円。
結構な贅沢である。
前に中華料理屋に行ったときに、大エビのエビチリはものすごく高い値段であったが、それもうなづける。
出来合いの調味料を使えば味はそこそこのものができるので、手間を惜しまなければ高級料理を家で堪能することができる。

夜になったら、明日からの仕事のことが気になり始めて憂うつになり、眠れなくなった。
サザエさん症候群である。

4月3日 (土)    花見

3月末に長期間研究室を空けていた。
学会に参加して研究発表を行ったり、研究会に参加していて結構忙しかった。
最近は年度末に学会が重なることが多く、今回も、2つの学会がバッティングした。
2つの会場は電車で1時間くらいのところだったので、あちこちと動き回っていた。
この1週間のことを書くのは記憶も怪しいので、やめておく。

あちこちで桜が満開になった。
今年は長い間楽しむことができた。

そこで花見をしようと、車に乗って出かけた。
普通、花見というと、ソメイヨシノの下でビールを飲んでカラオケを唄い、唐揚げ弁当を食べるというスタイルがポピュラーである。
しかし、私の花見はちょっと違っていて、ドライブをしながら花見をする。
見る花はソメイヨシノではなく、山桜である。

車を走らせていて、山がピンク色に輝いている景色は本当に美しい。

今日は県北に出かけた。
安心院を通って宇佐に行き、昼食を摂って、国東半島を一周した。

まずは高崎山。
猿で有名だが、桜も捨てたものではない。

車を走らせていると、いたるところで山が輝いていて、心を和ませてくれる。
ドライブに疲れると道の駅に入って、ちょっと買い物をしたり、ちょっと食べ物をとったりときままなドライブをすることができた。

週明けは花もほとんど散ってしまうだろう。
そのあとは八重桜の出番。
これもまた美しい。
八重桜は大学のキャンパスのあちこちにあってこれまた美しい。