6月30日 (火)     今年も半年過ぎました

6月も今日で終わり。2009年も半分が終わったことになる。
あっという間の半年であった。
気がついたら半年終わっていたような気がする。

この半年間、仕事をセーブ少しセーブして、自分のこれからの人生を考えていた。
まだ結論は出ないが、人生は楽しまなければつまらないということと、いつでも一人で暮らしていけるように準備をすること がテーマであるのではないかと思っている。

あいかわらず不定愁訴が抜けきれず、あちこち医者通いをした。
幸い命取りになるような大きな病気は見つからなかったが、いつもからだのどこかが不調である。
気にしだしたらきりがないし、歳をとればそれなりにどっか具合が悪くなるのは当たり前 ということはわかっているつもりでもやはり毎日をはつらつと元気に過ごしたい。
多かれ少なかれ、同年代の人たちは同じようなことを思っているに違いない。
口に出すか出さないか、気にするかしないかの違いに過ぎないのであろう。

しかし、人生はいつか終わりがくるのであって、これまで生きてきた時間より短いことは確かである。
4月にかかった医師から渡されたプリントの最初に「今を楽しもう」とあった。
確かになぁと思う。
まだまだ体力のある今のうちに、楽しみたいと思うことは楽しむに限る。
楽しみが仕事であればそれは幸せな人生となるかもしれないが、残念ながら今、楽しみはそこにはない。
どこにあるのか模索する半年であったが、楽しむことはまだまだたくさんあった。

2月頃から家事の最後の砦であった食事の支度をするようになった。
時間はかかるし、たいしておいしいものを作る技術もないし、メニューもパターンが限られているが、結構楽しんでやっている。
手作り弁当は2ヶ月続いている。
自分で作るようになったら、外食や中食に魅力を感じなくなった。
おいしくなくても自分で作ったものの方がよい。
というか、つくることが楽しいと思えるようになってきた。
もう少し余裕ができたら、インターネットや料理本を参考にしながら、すこし本格的に料理にチャレンジしようかと思う。

これで家事の一通りはなんとかできるようになったと思う。
誰でもやっていることだから、威張るほどのことではないが、自分にとっては大きな進歩である。
仕事は大事だが、自分が生きていくための生活に必要な時間もある。
その時間を削ってまで仕事に埋没していてはいけない。
しかし人生の中でそういう時期があってもよい。
特に若いうちは。
ある程度の歳を重ねたら、そういってばかりもいられない。

この半年の間で一番の大きな変化は長男の就職である。
彼に対する親の役目は一区切りついた。
やれやれといった思いである。
彼が3歳のときに大分につれてきて、もう大学を出て就職かと思うと、月日の経つのは本当に早い。

今年の後半も生き生きとした毎日を過ごせるようになればよいなと思う。

6月29日 (月)     多忙感

あっという間に6月が終わろうとしている。
なんだか最近忙しいような気がしている。

いろんな面でやることが多い。

仕事面ではとどまるところのない講義、授業。
何度もここに書いているように、準備に相当時間をとられる。
一つ授業が終わると、すぐ次の授業の準備。
一つ授業が終わると、すぐ来週の計画。
授業のあとは興奮状態がさめやらず、疲労も出て、これを回復する時間も必要である。

毎朝早く研究室にやってきて、仕事をこなしているつもりなのだが、ちっともはかどらない。
早めに帰ることを心がけているが、それが仕事の遅れにつながっているのだろうか。
しかし、研究室での滞在時間はそれほど短いとも思わない。
研究室でぼやんとしている時間が増えたのかもしれない。
ぼんやりする時間をとらないと頭も身体もつづかない。

プライベートではまず家事。
今年の2月頃から食事の支度をちょくちょくやるようになって家事に費やす時間が格段に増えた。
今日の夜は晩ごはんの支度をして、明日のゴミをまとめ、明日の弁当の下ごしらえをやった。
働く女性が家事もこなすというが、尊敬する。
一人暮らしの人も、家事をやっていかないと、家の中がめちゃめちゃになるから、そういう人も尊敬する。
しかし、家事はある意味、仕事より大切かもしれない。
仕事はいつか終わる時がくるが、家事は死ぬまで続く。
いつ一人暮らしになるかもしれぬ。
そのときに備えて、今では一応のことはできるようになったつもり。
次の課題は上手に手を抜くことを考えること。

もう一つプライベートでは、今月は週末よく遊んだこと。
楽しかったが、欲張りすぎた。
身体を休める時間がとれなかった。
楽しかった思い出に浸る時間もなく、次のお楽しみの週末がやってきて、ちょっともったいなかったかなぁとも思ったりする。

7月もまだまだ忙しい。
相変わらずの講義も盛りだくさんだし、実験も計画している。
しかし、週末は家にいることが多くなりそうなので、身体を十分に休めて、散らかっている机の上を整理し、6月の旅行で買ってきた多くのお酒を楽しもうかと思っている。
録画しておいたテレビもそろそろDVDにおとしてやらないと、ハードディスクがきつくなっている。
早く今週末が来ないかなぁと早くも週の初めから思っている。

6月28日 (日)     日焼けと脱水

昨日、久しぶりに昼に外に出て、サイクリングを楽しんだ。
ほぼ平坦な道を30kmばかり走った。
久しく自転車に乗っていなかったので、スピードは遅く、上り坂では自転車を降りて、押して歩いたほうが速かった。

天気がよかったので、腕が日に焼けて真っ赤になり、熱をもった。
熱傷である。
それに日頃使わない足の筋肉を使ったので、足が重い。
汗もいっぱい出て、やたら飲み物を飲むのだが、いくら飲んでも足らない気分である。

こういう感覚は久しぶりである。
たまにはよい。

休日は家の中にいることが多い昨今であるが、天気のよい日には外に出て太陽の光を思い切り浴びるのもリフレッシュの一つである。
しかし、日焼けはこわい。
ほどほどにしておかないと、発熱して寝込んでしまいそうな気がする。
何事も限度というものがある。
限度を超えて無茶ができる歳は過ぎた。

6月27日 (土)    就活

次男坊が1社から内定通知をもらってホッとしたことは前に述べた。
彼のような非社交的な引きこもり系がよくも企業の内定をもらったとは正直驚いた。

しかし、彼には彼なりの作戦があったようだ。

面接も最初のうちはまったく訳がわからずに自分の言いたいこともわからずに挑んでいったので、ことごとく落ちるのは当たり前。
場をこなしながら、自分が何をしたいのか、何をアピールしたいのかを練っていき、自分を確立していったらしい。
大学のサポートは受けたのかと尋ねたら、何にも受けていないという。

面接をすると、最後に試験官が「何か質問はありますか」と、たいていの場合尋ねてくる。
彼は逆質問をするという。
すなわち、試験官に対し、「あなたがこれまでにめぐり合った上司でもっともよい上司はどんな人ですか」と質問するのだという。
すると試験官は熱く語ってくれるらしい。

こういう質問は私には考えられない発想であった。
私ならせいぜい会社の業績とか、将来のことを聞くにとどまり、面接官に個人的な話題を向けるなど想像もできない。
しかし、この質問には彼なりの作戦があるという。
すなわち、ある程度上にいった人が実力を発揮できるために、その上の人がどのような人であったか、どのような仕事の進め方をしてきたのかを知ることによって、その会社のよさがわかるのだという。

逆質問をすることによって、こちらがその会社に入って活躍できるかどうか探ることができ、あまりパッとしない場合はこっちから願い下げをするという。

話を聞いて、なるほどなぁと感心すると共に、彼なりに考えているものだなぁと少し頼もしく思った。

もっともこんな余裕をもって質問できるのは、ひとつ内定をもらったからであって、まだもう少し会社を受けてみるらしい。
いくつか内定がもらえたら最終的にどこに就職するかはそれから考えるとのこと。

6月26日 (金)    バウムクーヘン

好きなお菓子の中で1,2を争うお菓子である。
これには目がない。

高級洋菓子店のものが望ましいが、高価なので、駄菓子のバウムクーヘンでも十分である。
しかし、一番のお気に入りは、北海道の「K」というお菓子屋のものである。
それも、まともな部分ではなく、はしっこの部分である。
はしっこいわゆる切れ端はおいしくて値段も安いのでよいことづくめである。

これは北海道に行かなくては手に入らない。
それも少し並ばないと買えない。
札幌に行ったときや、次男坊が帰省する時には必ず買ってくる。
そして食べきれない分は冷凍庫に入れておいて、ゆっくりと楽しむ。

この前冷凍庫の中を見たら、去年の年末に次男坊が帰省した時に買ってきたバウムクーヘンがあった。
半年も過ぎていてどんなもんかと思ったが、解凍して食べてみた。

全然悪くなっていない。
却ってしっとりとしてきわめて美味である。
思わず2つ、3つと手が伸びる。

バウムクーヘンの悪いところはエネルギーが多いこと。
ついつい食べ過ぎると体重計が気になる。
それでもやめられない。

6月25日 (木)    弁当

5月の連休明けからお昼の弁当を自分で作るようになった。
今でも続いている。
今では作るのも食べるのも楽しみである。
弁当に入れる食材の買い物も楽しみである。

弁当を作るのに費やす時間は短くて30分、長い時は1時間かかる。
5月の最初に比べれば手際がよくなった。
しかし、料理の味付けと盛り付けはなかなかうまくならない。
メニューのバリエーションも少ない。
センスが悪いのだろう。

弁当を作る以外にも夕ご飯の支度をすることがあるが、誰もほめてくれないので自分でほめていることがある。
それは、きちんと後片付けまでやるということである。
上に述べた弁当作りに費やす時間は後片付けの時間も入っているから、まぁ短時間でできていると評価してよいだろう。

男が料理を作ると、片づけを面倒くさがってやらないという話を聞くが、それではいけない。
何にもない台所で料理を作り、終わった時には何事もなかったかのようにきれいに終わることはとても大切なことだと思う。
後片付けをやらない料理は趣味としての料理である。
生活の中の料理ではない。

6月24日 (水)    チームワークのよい4年生

今日は朝、授業を1限にやってから、実験をやった。
講義の途中で動悸が激しくなり、冷や汗も出てぶっ倒れるかと思ったが、何とか最後まで終わった。

早めに昼ご飯を食べて11時15分頃から飼育室に降りて、実験を行った。

ゼミの4年生は卒論の実験を本格的に始めて6ヶ月くらいになるが、もう手馴れたもので、安心して作業を任せられる。
おかげでテキパキと進み、ほぼ予定通りの時刻に終わろうという頃、直接実験をやっていない3人の4年生がやってきて、片づけを始めた。
これがまたテキパキしている。
思わず感心した。

実験が終わって実験主担当の学生がデータ整理をしている横で、3人の学生が洗い物をこれまたテキパキとやっている。
おかげでデータ整理も片付けもきわめて早く終わった。

今年の5人のゼミ生は本当にチームワークがよい。
お互いに助け合って仕事を進める姿は見ていてうれしくなる。

組織の中で仕事を進める上ではチームワークのよいことはとても重要である。
そのことがチームの活性化につながるし、効率もよくなり、全員が自分の時間を生み出すことができる。

この調子で最後までやってほしいと願う。
ただし、調子に乗りすぎると思わぬミスをすることがあるから、その点十分に気をつけるように。
作業は慎重に、丁寧に。

6月23日 (火)     健康食品

食品の機能性について研究をやっている。
その応用は特定保健用食品やいわゆる健康食品というところになるのであろう。
おのずと市販されているそういう食品に興味がある。

自分の食生活を振り返り、また、体調のことも考えて、足りないものは健康食品で補おうと考えている。
健康食品については色々な意見があるが、私の考えは、まず試してみてよさそうだったら使い続け、期待したようなものではなければやめればよいと思っている。
気になるものはまず試すというスタンスである。

栄養素として十分量を摂取したほうがよいと思う観点から、亜鉛、鉄、ビタミンB群、ビタミンCを補っている。
栄養学の高名な先生も同じようなものを摂っておられると聞いて自分の選択もまんざらではないなと思っている。

加齢に伴い、抗酸化は重要であると考えて、セサミン。
ゴマに入っている強力な抗酸化物質である。
摂り始めた頃は何となく元気が出たような気がしていたが、最近はそれほど実感しない。
しかし、家に帰ってのもうひとがんばりがきくようになったことは、セサミンの摂取に関連があるかもしれない。

養命酒。昔からある。
これは健康食品というより、一応薬品ということになっている。
疲労回復や胃腸の調子がよくないときによいなどと効能書きに書いてある。
どれほどの効果があるのかはっきりせず、劇的に効くものではないとは思うが、この味を気に入っている。
寝る前のひと口の養命酒はおいしい。

しじみエキス。
今、研究対象としているものである。
研究をやっているのに、食べた経験がないというのはなんだか責任を取っていないような気がして、今月に入ってから差し入れてもらって摂っている。
これを摂取している人の声の中に、あることに対して変化があったという意見が多いと聞いて、本当にそうだろうかと思いながら摂ってみると、確かにそういう実感をもつことができている。
こういう体験談は次の研究テーマにつながる。
大切にしなければならない。

こうしてリストアップしてみると結構な品数のものを摂取している。
どのくらいお金がかかっているかを計算してみて驚いた。
一日の食費より多いのではなかろうか。

主食、主菜、副菜を基本に食事のバランスを。

6月22日 (月)     クールビズ

今日は暑かった。大分市の最高気温は34.8℃あったという。
湿度も高かったので、蒸し暑く、汗も出た。
梅雨前線の下側に入ったのであろう。
夏の訪れを感じさせる。

何年か前からか、省エネを考えて、クールビズなどという格好が奨励されるようになった。
当初は、半袖のシャツからネクタイをはずしただけのような感じの人が多くて、見ていてもなんともさまにならず、ただ単にだらしなく見えるだけのような気がしていたので、自分ではクールビズをするつもりがなく、夏もネクタイをしめて大学に来ていた。

それに、クールビズと言いながら、上着はちゃんと着ているわけで、それでは暑いでしょうと思ったりして、どうにもクールビズは好きになれなかった。

しかし、今年は、ノーネクタイ、ノー上着がマジョリティになり、半そでシャツにネクタイをしめるというのが却って浮いたように感じるようになった。

そこで、今年から夏はノーネクタイにすることにした。
白いシャツを着ていてはやっぱりさまにならないような気がするので、色つきのシャツを着てくることにした。

ネクタイをはずすと確かに楽である。
暑さが和らぐということは言うまでもないが、首が締めつけられないのでありがたい。

みんながネクタイを締めないのなら、気分も楽である。
みんなと同じがよいという発想は日本人の典型的な没個性の発想であって、個性がなくてあまりよくないが、自分自身が快適なので、今年はクールビズに乗っかることにする。

今は無地のシャツで研究室にやってきているが、しばらくしたら、少し派手なシャツも着こなしたいなと思ったりもする。

6月21日 (日)     父の日

6月の第3日曜日は父の日である。
母の日に対抗してできたのであろうと思うが、母の日に比べて陰が薄い。

夜、家に帰ったら、長男からの品物が届いていた。
どうやら、父の日に気を遣ってくれたらしい。
早速中身を開けると、そこには会津塗りの椀が入っていた。
それも有名な作家の作で、底には私の名前が入れられていた。

うれしくなって早速これで何かを飲もうと思い、台所を探したら、12個85円のインスタントの味噌汁があった。
しかし、高級なお椀にインスタントの味噌汁もないだろうと、さらに探したら、インスタントではあるが、いただき物で高級なふぐの吸い物があった。
これを食べることにした。
お湯を注いで吸い物を口にもってくると、吸い物のうまみの中にほんのりうるしの香りがして、これぞ日本人!といった気分になった。

なかなか粋なことをする奴である。
日頃、彼に対しては何もやってやらない。
やってやらないどころか、頼るときまである。
ひどい親である。

そんな親にもこうして心を形で表してくれることがとてもうれしい。

就職してほぼ3ヶ月。
早速電話をしたら、仕事で毎日疲れるが、何とかやっているとのこと。
彼女の支えがあるからこそ、やっていけるのだろう。

そういえば父の日や母の日にこうやって彼が気を遣うようになったのは、彼女の影響によるところが大きいような気がする。
彼女がいるからこそ、彼も毎日充実して生活することができるのだろう。

もう親が前に出る時間は終わった。
彼のことは彼女に任せることにする。
二人でどうにも解決できないような重大なことが起こったときのみ、この親は彼らの前に現れることにしよう。

6月20日 (土)    学会

10月の末に沖縄で学会がある。
日本栄養・食糧学会の支部会であるので、何か発表したい。

梅木さんに頼んで、これまでの実験結果を吟味してもらい、発表できそうなものはないかどうか検討してもらっていた。
そのうち、一つ候補が上がったので、昨日、どのようなストーリーにするかを検討した。

いろいろと結果を見ていくうちに、言われてみれば当たり前じゃないかと思えるような結果のような気がして、これで学会発表ができるかどうかもう少し考えようということになった。
当たり前の結果でも、そこから何を言うかによって、結果は価値のあるものになる。
何が言えるのか、何が言いたいのかが明確になれば、データ的には信頼できる題材である。

5月にも学会があったが、玉石混交である。という話は前にもした。
時に、これは何だ???という発表がある。
そういう発表はたいてい目的がはっきりしていないか、実験方法がめちゃくちゃかのどっちかである。

どのようなデータであれ、発表することはとても大切である。
発表することによって、研究を行っていることをアピールすることができるし、研究をやっていることの証になる。
発表しなければ、傍から見れば研究をやっていないのではないかと思われても仕方がない。
また、継続して発表することも大切である。
最初のうちは見向きもされないものが、何年も続けて発表することによって、その存在が認識される。

しかし発表するからには、ディスカッションに耐えられる結果でなければならない。
へんなデータを発表すると、あそこの研究はいい加減だというレッテルを貼られてしまう。

締め切りまであと2週間あるから、もう少し知恵を絞って、何とか沖縄にエントリーしたい。

6月19日 (金)    金曜日

先週と似たようなタイトルである。
それだけ金曜日が待ち遠しかったということになる。

金曜日は唯一授業がない日なので、ゆっくり考え事をしたり、講義の準備をしたり、実験の計画を立てたり、と自分のペースで事を進めることができるからありがたい。

今日も特段の予定がなかったので、これからの授業の準備をした。
授業も後半戦に入りつつある。
授業はどうしても計画通りに進まない。
予定したところまで進めるには、どの部分を削っていつ何をやろうかということを考える。
常に軌道修正をしている。

実験。
7月の計画を考える。
授業の合間にうまく実験できるように、日程調整から入る。

それに7月は外部から頼まれている仕事がある。
そろそろこれの準備にも取り掛からなくてはならない。

いろいろと考えているうちに一日があっという間に終わる。
明日は学会に出かけて勉強しようと思う。

6月18日 (木)    酒

ここ2、3日、酒がおいしくない。
いつものように手を伸ばすのだが、あんまりおいしくないと思ってそれほど飲むことができない。

肝臓のためにはよいかもしれないが、ちょっと気にかかる。

酒を飲むというのは、疲れをとってくつろいだ気分を味わいたいというのが一番の目的であるが、逆もまたありのような気がしている。
すなわち、くつろいでいる時の酒はおいしい。

やはり平日は何かと気が張り詰めているので、夜になってもくつろいだ気分になれないのであろうか。
こういうパターンはよくない。
次の日に持ち越す。
その日その日で楽しかったこと、つらかったことなど、一区切りして床に入るのがよい。

一区切りする手段として酒を飲む。
一区切りする手段として風呂もよいと思う。
しかし風呂は苦手である。

酒もダメ、風呂もダメだったら何をもってその日の納めをするのがよかろうか?
甘いお菓子?
これも度が過ぎるとエネルギーの過剰摂取となって肥満しそうでよくない。
週末まであと1日。

6月17日 (水)    無題

一週間の中でも特にしんどい水曜日である。
例によって早朝、研究室にやってきて、メールのチェックから始まる。
今日は大至急の案件が2つあって、それをなんとかこなす。

気がつくと1限の時刻。
いつもの教室に出向くと、いつものように大勢の学生が待っている。
大きな教室だと、学生が授業をちゃんと聴いているのかどうかよくわからないが、ちゃんと聴いていることを前提に
話を進めていく。
話を聴いていたかどうかは、授業の最後のライティングでわかる。

授業が終わった後は健康診断。
毎月、かかりつけの診療所で様子をチェックしてもらっているから特にどうということはなかろうが、これは「義務」らしいので、サボるわけにはいかない。
特に気になることはなかったが、あえて言えば、腹囲がちょっと大きくなったことか。
体重はそれほど変化がないのに、腹囲が大きくなったということは、下半身に脂肪がついていることを意味する。
年齢と共にそうなるのだからやむを得ない。

午後からは講義のライティングのチェック。
大部分の学生は熱心に聴いていたようなのでホッとする。
来週の課題を考えなければならない。

その後は学生やスタッフとの打ち合わせ。
卒論も研究も毎日毎日の地道な努力の積み重ねで完成していく。
今は積み重ねの時期。

夕方、帰宅前にデパ地下に寄った。
セールをやっていた。
少しばかりテンションが上がってしまって、いろいろと買い込んでしまった。
冷蔵庫に入るかどうか心配になった。

帰宅して夕食を食べてから県立図書館へ。
散歩も兼ねて歩いていった。
往復で約1時間。
よい運動である。

その後は明日の弁当のおかずの下ごしらえ。
とにかく冷蔵庫の中身を早く減らしてしまわなければならない。
賞味期限が怪しい食材を煮物にしてみた。
味見をしていないので味はわからない。

ひと段落ついて、テレビを見ようと思った瞬間に意識がとんだ。
背中が痛くなって目が覚めて、録画しておいたビデオを見てからシャワーを浴びて床に入ったら日付が変わっていた。
こういう過ごし方をすると明日がきつい。

6月16日 (火)     眼の具合

右目がすぐに充血する。
一昨年の年末に近所の眼科に行ったら、悪性リンパ腫の疑いがあるから、大学病院で検査を受けるようにと勧められた。
そのときの大学病院での診察では、多分大丈夫だろうということであったが、念のため半年に一度、経過観察をしてもらっている。

今日はほぼ半年ぶりくらいに大学病院に出向いた。
診察してくださる中堅の医師はとても親切かつ熱心で、約束の時刻に行くと、いつも受付で私を待っていてくださる。

今日も視力検査、眼底血圧などの機器による検査と共に、眼の写真を撮影して、これまでのものとの状態を比較する。
あまり変わっていないことが素人目にもよくわかる。

今回も「たぶん悪性の病気ではないと思いますが、やっぱり原因がわかりません」とおっしゃる。
しかし、原因がわからないというのがどうにも気になるので、なんとか突き止めたいともおっしゃる。
研究者の考えに私も同感である。
原因がわかれば、臨床例として論文の一つも書くことができるかもしれない。
そうなれば本望である。

診察が終わった後は仕事の話題。
学部が違うといろいろなことが違っていて興味深い。
学部学部でいろいろな事情がある。
どこも多忙化しているということは同じようである。

半年後にまた診ていただく約束をして研究室に戻った。
眼の充血が原因と思われる自覚症状はないが、近視のせいで遠くのものが見えにくい。
老眼のせいで小さな文字がみにくい。
パソコンのディスプレイを長時間見ていると眼が痛くなる。

6月15日 (月)     6月半ば 

毎日なんだか忙しいような気分で過ごしている。
それほど忙しいわけではない。
時間に追いまくられているという気分がないせいだろう。

気がついたら6月も半分終わった。
6月に入ってからは、時の経つのが早いような気がする。
日の出が早いし、日の入りが遅いから、昼の時間が長く、夜が短いから、あっという間に時間が過ぎるのかもしれない。

今年になってから家事に費やす時間が増えている。
その分、睡眠時間が減っている。
おかげで昼間に猛烈な眠気が襲ってくることがある。
午前中に講義があった日は特に激しい。

そういえば6月というと、近所の商店街が土曜夜市をやるはずである。
しかし今年はそういう話を聞かない。
大きなスーパーマーケットが閉店したせいであろうか。
スーパーの閉店で、街中がさびしくなった。
日用品の買い物も不便になった。

6月になると、土曜夜市のようなイベントが始まり、神社のお祭りがあったりと、夏に向けて何となくわくわくしてくる時期である。
今年はそれがない。
なんだかさびしい。

そろそろ夏休みの計画を立てようかと思う。
今年は大分でお世話をする全国会議の準備で忙しいか。
父親が楽しみにしている釣りにも連れて行ってやりたいし。

今日はなんだか話題が散漫になってしまった。
頭の中が少々散らかっているのであろう。

6月14日 (日)     アクティブな週末

先月の連休明けから、週末はほとんどどこかに出かけている。
何かにとりつかれているかの如くである。

ちょっと大げさであるが、身体が軽く動くうち、好奇心が残っているうちに、いろいろと外に出ておかないと、このあとの人生に禍根を残すのではないかと思っている。
やはり考え方が大げさである。

昨日、今日も出かけた。
どこへ何しに行ったかは、ちょっと恥ずかしくて言えないが、趣味の一つ二つのために出かけた。
久しぶりのことである。

ちょっとした旅行になって、目的地はこれまでに訪れたことがあるのではあるが、前のときとは目的が違うし、かなりの時間も経っていることから、新鮮であった。
その町その町で色々な魅力を感じることができる。

帰ってきたらさすがに疲れが出たが、肉体的な疲れであって、精神的な疲れはリフレッシュされている。
アクティブな週末は「休養」のうちの「養」であることを実感する。

こんな週末はまだまだ続く。
特に月末にはメガトン級のお楽しみが待っている。

6月は忙しいが、忙しい時ほど遊びたい。
7月に入ったら少しおとなしくするつもりだ。

6月13日 (土)    キャラメル

1年ちょっと前から北海道のキャラメルがブームになっている。
その前はフライドポテトのスナック菓子が人気であった。
お菓子のブームは北海道から始まる。

このキャラメル。最近、あちこちでご当地キャラメルを見かけるようになった。
おそらく、お菓子屋さんにとってはそれほど特別な技術もなく、保存性もよくて、よい値段で売ることができるから、魅力のある商品なのであろう。

ブームとなっている北海道のキャラメルは入手困難である。
北海道在住の次男坊でさえ、デパートの開店前から2時間ほど並んでようやく手に入れることができるほどのものである。

そのキャラメルがあろうことか、先週の日曜日に大分空港で売られていた。
ちょうど、義母たちを空港へ送っていったときに見つけた。
物産展などでは個数制限をされているのであるが、ここでは制限はなく、伯母などは10個も買い占めていった。
こんな客ばかりだったから、キャラメルはあっという間に売り切れていた。

確かにこの北海道のキャラメルはおいしくて、雨後の筍のように出てきたものには食指が動かないし、実際あまりおいしくない。

よくオンリーワンがよいとかナンバーワンがよいとか言われるが、やはり、経済活動の場においてはナンバーワンが強い。
どんなによいものでも、2番手になっては負ける。
研究テーマとして関さばを扱ってきたが、関さばはひとつのナンバーワンである。
やはり強い。

しかしナンバーワンが強いのは経済活動の場においてのみのことだと思う。
人生の中で大切なのはオンリーワン。
他人がどのように言おうと、競争に勝てぬとも、自分らしさ、自分だけしかもっていないものを大切にしたい。

6月12日 (金)    ようやく金曜日

今週もようやく金曜日を迎え、ホッと一息である。
月曜日から毎日毎日講義がやってくる。
講義の時間に教室に出向いていって、その場で90分、何かをしゃべってくるだけなら気分も楽で、時間もそれほどとられないが、講義の前にはその日に話すことを準備し、資料を用意し、講義に出向く。
講義が終われば出席のチェックや小テストの採点、次の授業への準備、資料の作成などが待っている。
毎日毎日それの繰り返しである。

金曜日は講義がない。
しかし、終わった1週間分の講義の進捗状況を確認して、次の週はどのあたりをしよう、そしてあと何回あるからこのペースでよいだろうか などとチェックするのに時間を費やす。
そして、新たに加える内容についての予習をする。

こうして1週間のほとんどが講義に関することで占められてしまう。
毎週、このことの繰り返しである。

大学では教育と研究と社会貢献が3本柱と言われるようになった。
最近思うことは、改めてその中では教育に時間を割かなければならないということである。

研究は力を貸してくれる人がいれば、その人にお願いをすれば進んでいくし、今はそのような状況の下で研究活動が進んでいる。
社会貢献は研究テーマのほとんどが共同研究だから、研究が進めば成果は上がる。
しかし、教育だけは他の人に代わってくれとは言えない。

今日は忙しいから代わりにだれかに頼むというわけにはいかない。
自分が寝込んだりしたら、何百人という受講生が迷惑を被る。

その割に教育に対する評価が未だに研究に比べて低いように思えてならない。
時間と体力を費やしてもそれなりの成果が上がっているのか見えにくい。
だから、授業は疲れるのだろうと思う。

6月11日 (木)    次男坊からの電話

一人暮らしをしている次男坊も大学4年生。
ときどき家に電話をしてくるが、たいてい私は酒を飲んでひっくり返っているので、話をすることがない。
今日はお酒が回る前に電話があったのでひさしぶりにゆっくり話すことができた。

話題はまず、このつれづれ日記の批評から始まる。
親の毎日の動向や健康状態などをこのサイトでチェックしているらしい。
「最近疲れているな」などと殊勝なことばをかけてくれたりすると、思わずうれしくなって、来月の仕送りを増額してやろうかと一瞬思うが、実行に移したためしがない。

8日の「なります」については、たとえば生ビールは「大麦とホップと水から」なります。という「」の部分が抜け落ちているだけだなどとわかったようなわからないような補足説明をしてくれる。
店員がそういう言い方をするのはきっと店にマニュアルがあるからだろうとのことだった。
マニュアルも良し悪しだとも言っていた。

次にプロ野球の話題。
おたがい、インターネットを見ながら電話をしているので、やれドラゴンズに点が入ったとか、だれそれが今ホームランを打ったとか言って、リアルタイムで盛り上がる。

話が変わって、この前、一社から内定をもらい、その後の就職活動はどうかと尋ねたら、もうあまりやる気がしなくなったと言う。
確かに肉体的、精神的に疲れたことだろう。
就職活動より、実際に就職してからのほうがもっともっとつらいことを覚悟すべし。

話はさらに盛り上がって、夏休みはいつ戻ってくるのかという話になり、10月には鵡川に行ってししゃもの寿司を食べようとか、来年2月には最後だから絶対に雪祭りに行くから と遊ぶ話に花が咲く。
来年の3月になったら、その地を離れるから、彼がそこにいる間に可能な限り遊びに行きたい。

今日は大いに盛り上がって、思いもかけずに夜更かしをしてしまった。
こういう夜更かしは大歓迎である。

6月10日 (水)    眠たい昼下がり

1限は教養科目、食品材料概説。
先週、下記のようなことを書いた。

最近、質問をたくさん寄せてくれる。
その中で一番面白かったのは、
「実家からジャガイモやたまねぎをいっぱい送ってきたが、冷蔵庫に入らない。よい保存方法はないか?」というものであった。
その答えは来週の講義で述べるが、その答えは答えになっていないような答えである。

学生に対してのその答えは、
「友達におすそわけしなさい。」

講義が終わって研究室に戻ってくると、疲れがドッと出る。
しばらくの間は仕事に手がつかず、お茶などを飲んで一服し、早速ライティングの採点をする。
そして昼ごはん。

昼ごはんのあとが鬼門である。
猛烈な睡魔が襲ってくる。
午前中に講義のある月曜日から木曜日までは必ず襲ってくる。

毎日の早起きで睡眠不足気味のところに加えて、講義で酸素をいっぱい吐き出すから脳が疲れるのだろう。
睡魔が襲ってきたときには、開き直ってしばしまどろむ。
行きつけの診療所に、午後のまどろみは脳卒中などの血管疾患のリスクを低減すると書いてある。
身体によいことらしい。

身体によかろうと悪かろうと、とにかく眼をあけてられない。
しかし、まどろんでいるときに限って、昼休みだから学生が訪ねてきたりする。
いろんな意味で最悪のパターンである。

この前は「ごめん、今どうしても眼が開かないから、もう少し経ったらもう一回来てくれ。」と半ば無意識の中で学生に遠慮してもらった。

講義もようやく半分が終了。
あと半分。
これから気候が暑くなるから、体力的によりきつくなる。
学生もきつくなってだらけてくる。
その姿を見ると精神的にきつくなる。

6月9日 (火)     梅雨入り

今日、九州地方が梅雨に入ったと言っていた。
とはいうものの、今日は雨が降らなかったから実感に乏しい。
明日は雨らしいが、そのあと、またしばらくの間、雨が降らないらしい。

今年は例年より梅雨入りが遅れているから、そろそろ梅雨入りと言っておかないと、季節感がおかしくなってしまうという配慮があるのだろうか。

梅雨はうっとうしいが、夏に向っての儀式のような気がする。
梅雨に入って雨が降り、だんだんと暑くなって、いよいよ梅雨が明けると真夏。
季節感を味わうのにはとてもよい。

とはいうものの、困ることもいくつかある。
まず、傘が必要であるということ。
傘があると、荷物を持ちにくい。
靴やスラックスが濡れて気持ちが悪い。
それになにより困るのは、ときにJRのダイヤが乱れることである。
去年は幸いにして、一度も運休がなくてよかったが、一昨年は帰りの列車がよく運休になって、困ったことがあった。

今年の梅雨は梅雨入りと同時にしばらく中休みが続いて、6月の後半から本格的に雨が降るという。
梅雨前線が南のほうへ下がっている間は、気温もそれほど高くないので、比較的楽であるが、梅雨前線が北上してくると、蒸し暑くなり、雨が降るようになる。
この頃になると、身体もつらくなってくる。

6月8日 (月)     なります 

先日、居酒屋へ行ったときのこと。
注文した品をアルバイトの店員が持ってくる。

生ビールになります。
カボス酎ハイになります。
ウーロン茶になります。
鳥天になります。
りゅうきゅうになります。
椎茸豆腐になります。
焼きなすになります。
チーズフライになります。
団子汁になります。
白ごはんになります。

全部「なります」

一体、何が生ビールになったり鳥天になったりするのだろう。

6月7日 (日)     定額給付金ツァー(2)

この二人はホテルに恵まれている。
前回、2006年12月に来た時には、信じられないほどの部屋にチェンジしてもらったが、今回もそれには劣るものの、わずかの追加料金で部屋をグレードアップしてもらった。
年寄りの2人組ということで、ホテルがサービスしてくれたのであろう。

さて、二日目は最初の予定では疲れているだろうから、朝はゆっくり休んで買い物にでも行って、昼頃ぼちぼち出かける計画であったが、急遽朝から臼杵石仏に行くことになった。

大分に遊びに来てくださる方にはたいてい案内する名所である。
今回はボランティアガイドの人に案内を頼んだので、充実して拝観することができた。

ゆっくり見て、別府に行き、昼食と温泉。
あたらしくできた旅館のランチで、松華堂弁当であったが、上品でおいしく、量も手ごろであった。
私は珍しくごはんのお替りをした。

昼食後温泉に入ったが、別府の温泉はどうも苦手である。
湯の温度が高い。
半身浴にして5分くらいで出てしまった。

温泉のあとは杵築に行って、武家屋敷を散策。
この街も歴史を感じさせる素敵な街である。
ご多分にもれず、日曜日ということで商店街が休業のところが多いのが残念であった。

夕方までしっかり遊んで空港まで送っていった。
旅行に行くと、帰りのお土産が大変である。
二人の荷物は来た時の2倍ほどに膨れ上がっていた。
財布の中身はどのくらい減ったのだろう?

若い人でも2日間でこれだけ観光しないよというくらいの2日間であった。
まことに2人とも元気で恐れ入った。
明日以降、疲れが出ないかが心配である。

前回は冬、今回は初夏の旅であったから、次回は秋に遊びに来るといいよと言ってまた大分に来てもらうことにした。

6月6日 (土)    定額給付金ツァー(1)

定額給付金ツァーと称して名古屋から飛行機で1泊2日、全日空ホテルの宿泊がついて週末は一人22000円という信じられないようなツァーが今月末まで発売されている。
5月にはこれを利用して、前に勤めていた会社の先輩と後輩が遊びにきてくれたが、今回は義理の母親とその姉が二人合わせて166歳でやってきた。

二人ともとても80歳を超えているとは思えない。
早朝に家を出て、大分空港に8時40分に着いた。
空港まで迎えに行き、その後まずは国東半島の冨貴寺、真木大堂に行った。
ここに行ったのは何年ぶりだろうか。

歳をとると、仏像を見る意識が変わってくる。
何となく近くにいるような気がする。
若いときより、仏になるまでの時間が短くなったせいであろうか。
その前に仏になれるかどうかが怪しいが。

昼食は中津ではも御膳。
以前、共同研究をやっていたお店でご馳走になった。
この時期のはもはとてもおいしい。
料理も非常に凝っていて、はもをいろいろな味付けで楽しませてくれた。
社長にも久しぶりでお目にかかったが、元気そうで何よりであった。

午後は青の洞門。
禅海和尚が30年の歳月をかけて彫ったというトンネルである。
ノミの痕がのこる洞門の中を散策し、対岸に渡って競秀峰の美しさを堪能した。
この青の洞門、美談として語られているが、洞門完成後は通行料を取ったらしく、日本最初の有料道路ではないかと言われている。
仏の世界も金次第か。

次に羅漢寺。
山の上にあるが、ここにはリフトがあって、足の悪い義母でも参拝することができる。
大分にはこのような断崖絶壁にあるお寺がいくつかある。
先月訪れた普光寺もその一つである。

今日は県立図書館に本を返しに行かなければならないから、急いで高速道路を走って、何とか間に合わせて、長男達と合流して夕食。
先月と同じ郷土料理を満喫した。

普通ならこれで終わるところなのだが、義母たちは元気がよい。
我が家で一服した後、長男達を家に送りがてら、彼の家のそばの川に蛍を観にいった。
私は長男のうちでしばらくの間ひっくり返っていた。

家に帰って2人をホテルまで送っていったら10時を過ぎていた。
二人は疲れた様子も見せずに部屋に入っていった。
おそるべし166歳。

6月5日 (金)    虫歯

今年は歯の調子がよろしくない。
去年からずっと気になってはいたのだが、我慢できないほどではないので、なかなか歯医者に行くことができなかった。
それでも2月に時間をとることができたので、久しぶりに歯医者に行って、歯石を取ってもらうと共に、虫歯を見てもらったら4本見つかったことは以前ここにも書いた。

そのうち1本の歯の付近がその後も痛み、最近はその痛みも少し強くなってきたので、今週の月曜日に診てもらったところ、実は相当奥まで虫歯がはびこっていて、削ってみたら神経まで達しているとのことであった。
神経を抜くことになって、月曜日はその治療が行われたが、奥深くの最後のところがとりきれなかったらしい。

その後もずきずきといやらしく痛む。
薬を詰めてもらって、今日が2回目の治療となったが、虫歯の穴をつつかれると痛い。
「まだ神経が死んでいませんね」と歯科医師が言う。

今日は神経を殺す薬を詰めてもらってまた1週間後の治療ということになった。
家に帰ったらまたずきずきと痛み始めた。
治療中の歯の上の歯まで痛くなってきた。

これは長期戦を覚悟しなければならない。
今年は医療費控除を受けられるほど多くの医者のところに通っている。

6月4日 (木)    米焼酎

旅の楽しみは、現地でおししいお酒を探すこともその一つである。
今回訪れた人吉は米焼酎で有名なところである。

これまで米焼酎を飲んだことはあるが、あまりにスッキリしすぎていて、個性がなく、物足りない気がして好きになれなかった。
もとから、香りにクセのある焼酎が好きだから、すっきりした焼酎は口に合わない。

米焼酎専門店に行った。
観光案内には書いていないのだが、こういう類の店は何となく勘がはたらくのか、どこに行っても必ず見つけることができる。

店の人に、「人吉で一番小さな蔵で作られている焼酎を見せてください」と尋ねた。
これまでの経験で、その土地にしか出回っていないお酒は結構おいしい。
「米焼酎はスッキリしていて物足りないんですよね。もっと香りが強くてクセの強いのはありませんか」とさらに尋ねたら、お店の人はビックリしたような様子で、いくつかの焼酎を見せてくれた。

運よくこのお店では有料で試飲ができたので、勧めてもらった3種類の米焼酎を飲んでみたが、これまでの米焼酎のイメージを根底から覆すようなおいしいものであった。
米焼酎がこんなにおいしいものであるとは思わなかった。

「どんな感じがしますか」と尋ねられたので、「かわいらしい上品なお嬢さんのような味ですね」と答えたら、またお店の人が驚いていた。
それほどまでに繊細で、まろやかで、初々しく、ほんのり甘く、嫌な香りがなく、やわらかい。

特においしいと思ったもの2本を買って帰った。
帰ったその日から毎日のお酒はまずこれらの米焼酎から始まる。

すばらしい味と香りを味わったところで、骨太の男らしい鹿児島の芋焼酎にスイッチ。
至福の夜を過ごしている。

6月3日 (水)    雨の1日

朝出勤する時にはどうにか空模様は保たれていたが、1限の授業が始まる頃には本格的な雨が降り始めた。
そろそろ梅雨の季節である。
平年の大分の梅雨入りは6月5日であるというが、今日の雨で梅雨入りということにはならないらしいとのことである。

例年だと6月の声を聞く頃になると、蒸し暑くなる。
この蒸し暑さが身体に堪えるのであるが、今年はカラッとした日が続いていてありがたい。

1限は教養科目。
198人の学生が登録しているが、いつも出席率は85%程度である。
せっかく抽選で当たったのだから、もう少し真面目に出てきて、熱心に受講すればよいのではないかと思うが、なかなかそうはいかないようで、居眠りをしたり、内職をしている学生が目につく。
それだけ興味がもてない授業になっているのだろうか。
しかし、ライティングを読むと、ちゃんと伝わっているところは伝わっているので、よくわからない。
学生は興味のあるところは聴いて、それ以外のところはほかごとを考えているのだろう。
自分だって、講演を聴きに行った時、興味がない時にはほかごとをやっている。
他人のことを言えない。

大人数相手の講義は精神的にくたびれる。
授業が終わるとへばる。
少しの休憩を入れてから、明日の実験の下準備。

その後昼食を食べて、学外の会議へ参加。
佐賀関のおさかなに付加価値をつけて売り出そうという産官学の会議である。

この会議のことはときどき話題にしているが、いろいろな方面からの意見やアイディアが出て、非常におもしろいし、成果も上がっている。

よく産官学連携と言うが、三者が共通の目標をもってとりくまないと成功しない。
このプロジェクトは共通の目標が明確だから、成果も上がる。

会議終了後、デパートに寄って、例の如く、半額になった野菜とパンを買って帰宅。
軽く食事をして、今日の講義で書いてもらったライティングの採点をした。

最近、質問をたくさん寄せてくれる。
その中で一番面白かったのは、
「実家からジャガイモやたまねぎをいっぱい送ってきたが、冷蔵庫に入らない。よい保存方法はないか?」というものであった。
その答えは来週の講義で述べるが、その答えは答えになっていないような答えである。
来週をお楽しみに。

6月2日 (火)     賞味期限

地域共同研究センター主催のセミナーがあった。
テーマは「賞味期限を中心とした品質管理について」であった。

食品には消費期限か賞味期限が記載されていて、食べられるかどうか判断する一つの情報として有用である。
それらの定義については、講義の中でも触れているのであるが、なかなか理解されづらい。

賞味期限が切れたら食べられなくなると思って捨ててしまう人が多いと聞く。
まことにもったいない話である。

定められた方法で保存すれば、賞味期限内の食品は作った時と同じ程度の品質が保たれているということであって、食べられなくなるわけではない。
セミナーの話では、その賞味期限の設定条件は生産者に任せられているとの事であった。

すなわち、賞味期限が過ぎてからいつまで食べることができるかという一律の基準はないということである。
したがって、食べられるかどうかは自分の五感で判断すればよいということになる。

最近の世の中、自分の感性を信用せずに、他人が書いたデータを信用し、それが間違っていたら、他人が悪いように考えてしまうことが多いような気がしている。
自己責任を放棄してしまっている。
食べ物に対する見方がずれてしまっている。

賞味期限が過ぎた食品は売ってはいけないことになっているが、食べてはいけないということではない。
スーパーでは、賞味期限が迫ってきた食品を半額に割り引いて売っている。
私はそれを狙ってスーパーに行く。
そして、賞味期限を過ぎても工夫して食べる。
かなりすぎたものでも、包装を開けてみて、においをかぎ、少し口にして異常がなければそのまま食べる。
これまでに、これがもとでおなかをこわしたという経験はない。

半額になった商品は家計にも優しいし、何より食品資源のロスを回避することになる。
今日のセミナーの演者も食糧自給率の低い日本はもっと食べ物を大切にして、廃棄量を減らさないといけないと述べていたが、まさに同感である。
消費期限の迫った食品をもっとうまく利用すべきである。

今日のお弁当の中身も、一昨日半額で買って、今日が賞味期限のおかずで満ち溢れている。
ちょっとした私のエコ生活である。

6月1日 (月)     レジ袋 

6月になった。
衣替えの日になったが、まだまだ朝は冷える。
スーツが気にならない。
今年は夏がやってくるのが遅いようだ。

今日から大分市内のスーパーではレジ袋を有料にすることになった。
夜、買い物に行ったら、早速「レジ袋はご入用ですか?」と尋ねられたが、最近はエコバッグを持っていくので、「結構です」と答えた。

レジ袋を使わないようにしようという考え方は十分に納得できるが、1枚5円というのがひっかかる。
韓国でもデパートなど、レジ袋が有料であるが、30ウォン、約3円である。
さらに、韓国のレジ袋は大きく、しっかりしていてたくさんのものを詰めても破れたりしない。
また、ゴミを出す時に、十分使うことができる。

これに対し、日本のものは小さいし、薄くできているので、再利用しにくい。
すぐ破れるので、ゴミ袋としても使いづらい。

資源を有効に活用しようというのであれば、レジ袋はゴミ袋として役に立つようなものにしないと、使うことなく捨ててしまっては、5円は高いような気がするし、袋ももったいない。

ホームセンターではレジ袋を辞退すると、2円割り引いてくれる。
私はこちらの方式のほうが好ましいと思う。
お客も得をした気になって、環境にもやさしく、お店も経費削減ができる一石三鳥である。

やはりレジ袋はゴミ袋としての価値を捨てがたい。
必要な時もある。
せいぜいホームセンターで買い物をするか、無料でくれるところを探して、必要な時にはレジ袋をもらうようにしようと思う。