5月31日 (日)     鉄道列車の旅(2)

昨日に引き続いて、今日も4時30分に起きて出かけた。
今日はSL人吉に乗って帰ってくるという計画を立てた。
5:23発のソニック2号に乗り、小倉でリレーつばめ33号に乗換え。
熊本で下車する。

お目当てのSL人吉号は0番線Aホームにすでに入線していた。
乗る人より、見学に来ている人のほうが多い。
このSLは以前、「あそBOY」として活躍していたが、4年前に機器の具合が悪くなって一度引退したものの、みんなの強い願いがかなって今年の4月に復活した大正11年製の蒸気機関車である。

熊本から人吉まで2時間30分。
ディーゼル特急なら1時間とちょっとでいける距離である。

のんびりゆっくりと列車は走る。
こののんびりさが快適である。
しかしSLというのは乗るものではなく、見るものであって、走行する姿はとても美しいが、客車に乗っていては走る姿を見る事ができない。
汽笛の音を楽しむくらいしか楽しみがない。
だいたい乗り物などというのは、乗るより見ているほうが楽しい。
それでも乗りたくなるのはなぜだろう?
自分でもよくわからない。
遊園地の乗り物と共通する感覚であろうか。

昼過ぎに人吉に到着。
帰りもSLの座席を確保しているから、2時間程度の間、街を散策した。
しかし、今日は日曜日なので、街はひっそりとして、お店の多くはしまっている。
観光客を目当てにするのであれば、もう少し考えたほうがよいと思う。
先に訪れた竹田の町も同じようなものであった。

人吉は米焼酎。
米焼酎はスッキリしすぎていて、あまり好きではないのだが、さすがに現地に行ってみると、いろいろな焼酎があって見ているだけでも楽しい。
試飲をしてみたら、米焼酎でもけっこういろんな味があって、おいしいものもいくつかあった。
昨日に引き続いてまた2本買い求めてしまった。

焼酎屋で盛り上がっていたら、帰りの列車の時間が迫ってきたので、急いで駅に走った。
途中の停車駅の一勝地で列車のお供の焼酎をまた買い求めて、これをちびちびやりながら、とろとろと列車の旅を堪能した。
SL列車はとてもスピードが遅いが、旅をするにはこのくらいがちょうどよい。
移動手段としての鉄道はスピードが速いほうが好まれるが、旅の手段としての鉄道はゆっくり走るほうがよい。
いまどきの普通列車でも旅をするにはスピードが速すぎる。

夕方、熊本について、昨日に引き続き「九州横断特急8号」に乗る。
すっかり焼酎が回ってしまい、ほとんど意識がないままに大分に着いた。

今日は爽やかな一日であった。
久しぶりに外へ出て陽射しのもとで歩いたせいか、はたまたお酒が効いたせいか、家につくやいなや、ソファーで爆睡。
ほんの一瞬意識が戻ったところで寝床に入った。

楽しい2日間であった。
よい気分転換になった。

5月30日 (土)    鉄道列車の旅(1)

ゴールデンウィークに、日本列島縦断鉄道列車の旅といったような番組をやっていた。
最近は鉄道紀行のような番組が増えている。
列車が走っているところの映像を流すだけの番組もある。

こんなものばかり見ていたら、列車に乗って旅をしたくなった。
そんなことを思っていたら、あろうことが、JR九州が「ゲキヤス土日乗り放題きっぷ」などという罪な切符をまた発売した。
ゴールデンウィーク明けの5月9日から7月12日までの期間限定で、九州新幹線も含めて、連続した土日の二日間、JR九州の列車が乗り放題で10000円である。

去年はJR九州発足20周年記念ということで、6月末の3週間の限定発売であったが、今年は高速道路1000円を意識したのか、期間が長い。
去年もこのきっぷを利用して6月末に旅をしたが、今年も今日・明日で出かけることにした。
出かけるとなったら、貧乏人根性が頭をもたげて、できるだけ遠くに行きたい。

初日の今日は2時40分に起きて、3時53分のドリームにちりんに乗り、鹿児島に行った。
9:08鹿児島中央着。
鹿児島中央駅の前の交差点を渡ったところで朝市が開催されている。
この朝市の雰囲気が好きで、ここで朝食。
鰹の腹皮定食450円。安くてうまい。
その後、さつま揚げや、郷土のお菓子や味噌を買って、お目当ての酒屋へ行く。

地酒という鹿児島地方独特の灰持酒があり、みりんの代わりに使うと煮物がたいそう美味で、これを買いに行った。
熊本の赤酒も同じような使い方をして、こっちは大分でも手に入るのであるが、鹿児島の地酒のほうを気に入っている。こちらは大分では手に入らないから、鹿児島まで行かなければならない。
木曜日に酒屋に電話をして取り置いてもらっておいた。
今の時代、別に鹿児島まで行かなくても、電話で送ってもらえるから、わざわざ行くのもバカらしいと言えばバカらしい。

この酒屋で主人に焼酎の話をいろいろと聞いた。
知らなかったことをいっぱい教えてもらって、また一つ焼酎に詳しくなった。
鹿児島でしか手に入らないものを1本買い求めた。

そのあと、何軒かの酒屋を見て回ったが、さすが鹿児島。
大分では入手しにくい焼酎がたくさん出回っている。
ついつい手が出てしまった。

昼過ぎ、今度は桜島を車窓に見ながら隼人へ。
隼人で列車の待ち時間に去年立ち寄った酒屋へ再度立ち寄る。
何と、店のお兄さんが私のことをよく覚えていてくれて、大分から来たことも、去年買った焼酎のことも話題にしてくれた。
とても驚いた。
こういう記憶力というのは商売にとって強い味方である。
この店でも入手が難しい焼酎がいっぱいあったが、5本セットとか、12本セットでの販売なので、あきらめた。

隼人からは肥薩線。
山の景色が美しい路線である。
途中、大隅横川で下車。
この駅前にはやはり大分では中々手に入らなくて、しかし私が好きな焼酎を定価で売っている。
この酒屋にも木曜日に電話をして取り置いてもらっておいた。
商品を受け取ったら、荷物は旅行カバンと焼酎が入った箱が1箱。
両方持つと相当重い。

大隅横川から吉松まで乗り、そこからは「しんぺい4号」という観光列車に乗る。
真幸のスイッチバック、韓国岳を望む日本三大車窓の眺め、大畑のループとスイッチバックなど、鉄道旅行の醍醐味を味わうことができる。
あいにく天気がよくなくて、山がかすんでいた。
それでも美しい景色であった。
たくさんの写真を撮ってきた。年甲斐もなく、乗務員の帽子を借りて、これをかぶって写真を撮ってもらった。

人吉で降りて「九州横断特急8号」に乗り、大分まで。
日が暮れる頃から眠たくなった。
うとうとしながら帰宅。
買ってきた焼酎を整理したら、筋肉痛になっていた。

5月29日 (金)    次男坊からの電話

次男坊から電話があった。
電話の向こうの声が興奮状態だったので、何事かと思って事情をよく聞いてみると、就職の内定をひとつもらったということであった。

とてもうれしい。
親バカである。

このご時勢で彼のキャラクターをかってくれる企業などないのではないかとたいそう心配していた。
彼も受ける会社がことごとく失敗するので、先日の電話では、どこも就職するところがなかったら留年したいと言っていたからそれを覚悟していたが、一安心である。

今のところ内定をもらったのは一社だけなので、もう少し就職活動を続けると言っていたが、あとは余裕でできることであろう。
当面の懸案事項は解決した。
就職活動に多額の費用がかかることも覚悟していたが、そこそこのところで折り合いがついた。
本当にやれやれである。

しかし、たいへんなのは就職してから。
ゼミの卒業生の様子を見ているとよくわかる。
その荒波に耐えていけるかどうかがまた心配になってくる。

そこまで心配してはいけない。
これまで3年間、見も知らぬ土地で一人で生活してきた彼のことだから、何とかするだろう。

この春、長男が就職して、来春には次男が就職すると、親としての役割はほぼ終わることになり、ほっとする。

今度は自分の親の具合が悪くなって、そっちの面倒をみるのにいろいろと心配したり、悩んだりするのであろう。
あんまり悲観的に考えてもつまらないから、毎日毎日を大切にしていきたいものだ。

5月28日 (木)    疲れました

毎日こうして日記を書いているのだが、ときどき書くネタが思い浮かばなくて困る時がある。
そんなときは「無題」と称して、その日あった出来事などをつづっている。
今日は「無題」と書くことができないほどネタが思い浮かばない。

考え方が非常に後ろ向きであるが、最近たいへんに疲れている。
早朝に研究室にやってくるのは苦にならないが、週のうち3日は1限に授業があり、これが終わるとへとへとになってそのあとの仕事が続かない。
仕事のエネルギーは11時で切れてしまう。
1限の授業があるうちの2日は5限にも授業があって、たいへんつらい。
2限に授業のある日も2日ある。
2限に授業のある日はこれが終わるとエネルギーが切れる。

先日、学外の会議の席で、ある人から、「大学はいつが忙しいですか」と尋ねられた。
「授業がたくさんある今頃ですね」と答えた。

授業は90分であるが、90分だけそれに費やせば終わりというわけではない。
準備に時間をとられ、授業が終わった後には出席のチェックや小テストの採点、質問事項に対する回答の準備など、授業と同じくらいの時間が必要になる。

これが毎日続くと、ボディブローのようにわが身を攻めてきて、疲労がどんどん蓄積していく。
21年もこの仕事をしているのだから、いい加減に授業に対して疲れるほどのストレスを感じなくてもよいはずなのに、頭と身体は反対の方向に進んでいる。

何がストレスになるかと言われると、大勢の人の前で立ってしゃべるというのが、肉体的精神的にきつい。
そんなことを言っていては教員として失格である。

なるべく早く家に帰って疲れをとろうと思うのであるが、心底くつろぐことができない。
疲れがとれぬまま眠りに入るが、よく眠れずに朝を迎え、重い体をひきずって研究室にまたやってくる。

週末には気分転換をと思うのだが、気分転換をするには時間が足らない。
十分な気分転換ができないままに月曜日を迎える。

夏休みまではまだ2ヶ月ある。
それまでの間、頭と身体をうまいことコントロールしながらこれを乗り切っていかなければならない。

今日は暗くてつまらない話題になってしまった。

5月27日 (水)    商売道具

私の商売道具の一つに文字がある。
などと言うと「?」と思われるかもしれない。

板書をするから、専門用語などをきちんと漢字で書かなければならない。
その商売道具が錆びついてきている。

講義をしていて板書をしようと思っても、咄嗟に文字が出てこない。
正しい漢字が書けない。
正しい漢字を書こうとさりげなく教科書を見るのだが、字が小さくて眼の焦点が合わず、細かいところまで見えない。
あいまいな字を書いて、学生に「教科書に正しい字が書いてあるから、そっちを見てね。」と言い訳をする。

私が大学生の時に教育実習にいったときのこと。
指導してくださった先生から、「科目は何であれ、教師はまず国語ができなければならない。」と教わった。
漢字の書き順にも気を配らなければならない とも指導された。

このことばはとても重く心に留めている。
教員になって、学生の教育実習の指導に行く機会もあるが、教科の内容もさることながら、まず恩師の教えを学生に伝えるように心がけている。

義務教育の学校で専門用語を使う際には、その漢字がすでに国語で取り扱われているかどうかにまで配慮して授業をしなければならない。

文字という商売道具が錆びついている現状は憂慮すべき状態である。

5月26日 (火)    仕事

50歳を過ぎてから、これからの人生について考えることが多くなった。
その類の本を図書館から借りてきて、納得したり、これはちがうぞと思ったりしながら、自分自身の人生について考えるのだが、まだ結論は出ない。

ここ最近、仕事がきついことが多い。
特に精神的に疲れる。
なぜ疲れるのかを分析してみた。

外界からのプレッシャーがかかっているわけではない。
自分で自分の気持ちを押しつぶしているのである。

若い頃の仕事は自己実現に大きな目標があったような気がする。
したがって、競争大好き。常に自分がトップを走っていて、常に忙しくなくては満足感が得られなかった。
疲れを感じることはあっても、自信に満ち溢れて、それなりにやってきたつもりだ。

しかし最近はこのペースで仕事をすることができない。
競争をする気力が起きないし、なんのために仕事をしているのかがわからなくなっていた。
講義といえば、毎年少しずつ内容を変えていくものの、ほとんど同じ。
マンネリ化を感じる。
研究はといえば、それなりに共同研究をさせていただいて充実はしているが、体力的に厳しくなってきた。

ある本を読んでいたら、なるほどなと思うことが書いてあった。

人生後半戦になったら、仕事は自分のためにするのではなく、仕事をすることによって誰かがよろこんでくれることに価値を見出したらよいとあった。
追い抜いていく人がいれば、どうぞお先にと道を譲ればよいともあった。

考えてみると、確かに今の自分はまだその境地に達していない。
他人によろこんでもらうために仕事をするという考え方は大切であり、肩の荷を軽くしてくれる言葉である。
世間では評価とか競争とか言っていて、それにのっかることはとても重要であるが、のっかりすぎて途中でリタイアしてしまっては、そっちの方が大きな迷惑をかける。

小さな迷惑をかけるかもしれないが、ここらあたりで本来の自分の姿をさらけ出すスタンスで仕事に臨みたい。
今はちょうどエネルギーが枯渇している時期かもしれない。
またエネルギーがみなぎってきたら、バリバリやるつもりである。

あんまり考えすぎて自分を押しつぶしてしまうのが一番よくない。

5月25日 (月)    不景気 

昨年秋のリーマンショック以来、急速に景気が悪化しているという。
大学で働いていると、仕事がないから休日が増えるとかいうことがないから、不景気を体感することはできない。
しかし、家にいると、世の中不景気になっているなぁということを実感する。

家の前にオフィスビルがある。
リーマンショックになる前までは、夜遅くまでオフィスの電気が灯っていたのだが、最近は電気が消える時間が早い。
また、休日に電気がついていることはほとんどない。
仕事が減っているのであろう。

不景気になって給料が下がるくらいであれば、生活を小さくすればよいから、何とかなるのであるが、職を失った人のことを思うと胸がいたむ。
また、4年生の就職がなかなか決まらず、こっちも心配である。

日本人もそろそろ生活パターンを見直したほうがよい。
仕事一筋で生きる人生ばかりが人生ではない。
どんどん仕事をして、いっぱいお金を稼いで、楽しもうという考えの人はそのようにがんばればよいが、それで成功する人はほんの一握りである。

自分の生活を身の丈にあわせて楽しむことも一つの生き方ではなかろうか。
お金がなければ人生が楽しくないということは決してないと思う。
お金がなくても工夫次第、考え方次第で、人生は十分楽しくやっていける。

若い頃は物質的に恵まれた生活をしたいと思って、精力的に仕事をしたものだが、そろそろ体力・気力ともに若い頃のような勢いがなくなってきた。
それと同時に、モノではなく、気持ち、心といったものが大切ではないかと思うようになってきた。
不景気になって収入の増加は見込めなくなったが、支出が減るようになって、ちょうどよいタイミングである。

まだまだ仕事には積極的に関わっていきたいが、仕事や人生に対する考え方が微妙に変化する今日この頃。
こういう時期に不景気になったことは私にとっては幸いだったかもしれない。

5月24日 (日)     今日も無題

爽やかな気持ちのよい一日であった。
朝からだらだら過ごしていた。

午前中にこの前食べ損ねたロールケーキを買いに出かけ、そのあと研究室にやってきて、ライティングのチェックや今週の授業の準備などをして過ごした。
今週もたくさんの講義と会議で、手帳を見ると気分が憂鬱になる。

仕事がないのはよくないが、あまりたくさんあるのも困る。
日々の仕事の中で、仕事が詰まってくるときつく感じるようになった。
仕事と仕事にちょっとした合間がほしい。
そういう合間をとることができないときは疲れが倍増する。

1週間の疲れを週末にとろうと思うのだが、週末になるとはしゃいでしまって、あれこれやりたくなったり、あちこち出かけたくなるので始末が悪い。

仕事も遊びもやりたいことはいっぱいあるが、最近は身体と頭がそれについていかない。
だましだましの毎日である。
今週が終われば6月。
月日の経つのは本当に早い。

5月24日 (土)    無題

久しぶりに普通の休日を過ごしたような一日だった。

朝寝坊をして、風呂の掃除をし、図書館に行って、本を返し、新しい本を借りてスーパーマーケットへ。
たくさんの食材を買い込んで、昼に適当に調理をして、昼ごはんとして楽しんだ。

午後からは本を読もうかと思っていたが、疲れが出たのか、昼寝をした。
気がついたときは中日ドラゴンズが逆転負けを喫した瞬間であった。

そのあとは晩ごはんの支度をして、テレビを見たらあっという間に一日が過ぎた。
あれもこれももっとやりたいことがあったが、夜も眠たくなったので早めに寝た。
もうあと6時間ほど余分にほしいなぁと思うような一日であった。

5月23日 (金)    学会3日目

今回の学会は観光地長崎で行われたせいであろうか、昨日は夕方近くになると、どっと人が減ってしまっていた。
今日はもっと減るかと思っていたが、それほどでもなかった。
もう一泊して明日観光を楽しむのであろう。

今日は午前中、興味のあるシンポジウムがあった。
けっこう面白い内容で、時間が経つのを忘れるほどであった。
最近の学会では珍しい。

昼食は昨日と同じくランチョンセミナー。
お昼ごはんを食べながら企業が主催したセミナーを聞くのである。
最近はこのランチョンセミナーが増えた。
ありがたいことである。
昼に外へ出て食事をしなくてすむし、勉強もできる。
今日のセミナーも興味深いものであった。

午後のセッションは座長。
これが結構緊張する。
司会をしたひとつの演題は内容がさっぱりわからず、フロアから質問が出なかったらどうしようかとひやひやしていたが、たくさんの意見が出て盛り上がって助かった。

梅木さんが座長デビュー。
座長の依頼状が届いた時から緊張していたが、堂々たる座長ぶりであった。
座長として声がかかるということは、研究者として認められているということである。

夕方までしっかりと講演を聴いて、夜研究室に戻ってきた。
たまっていた郵便物とかメールを整理して家に戻ったら、夜中近くになっていた。

5月21日 (木)    新型インフルエンザ

関西地区で新型インフルエンザが発生し、学校は休校になっているという。
学校だけではなく、ついに月末に予定されていた日本家政学会大会が中止された。
前代未聞のことである。
しかし、そのくらいの思い切った手を打たないといけない。

関西の人には失礼なことで申し訳ないが、大分でインフルエンザが流行しないことを祈るばかりである。
大学が休校になると困る。

一昨年、大学ではしかが発生して1週間休校措置がとられたが、そのつけが7月に回って、慌てたという苦い経験がある。
7月の補講期間に台風がやってきて日曜日に授業をやり、夏休みも少しつぶれて予定が狂った。

はしかのときは教職員は通常通りの出勤であったが、インフルエンザの場合は教職員も出勤を見合わせることになるであろう。

休みになるというのはそのときはうれしいような気がするが、それで済むものではなく、あとで補填をしなければならない。
それがきつい。

学会の話に戻って、栄養・食糧学会は幸いなことに予定通り実施されている。
しかし、保健所からの通達によって、発熱などの症状が現れたらすぐに報告するようにと言われている。
少しばかりの不安を覚えながら学会2日目が終了。

5月20日 (水)    第63回日本栄養・食糧学会大会

今日より3日間、長崎で第63回日本栄養・食糧学会大会が開催される。
今日は1限の授業を終えてから長崎へ向った。
昨年末から、長崎大学に行くことが多く、また長崎である。

学会に出席する前に、実験に力を貸してもらっている先生のところに行って、現状と今後について打ち合わせ。
そのあと、学会に出席して、特別講演を聴いて懇親会に出席した。

若い人が増えた。
自分のことを考えると、初めて学会というものに参加してから28年が経つ。
若い人が増えたのではなく、自分が歳をとっただけのことである。

懇親会では日頃お目にかかれない先生方に会うことが出来る。
ますます研究をさかんにやっている先生の話は励みになるし、忙しくなって元気のない先生の話は納得できるものがある。

明日からはシンポジウムや研究発表がある。
若い人たちの発表を聴いて刺激を受け、シンポジウムを聴いて最近の動向に乗り遅れないようにしようと思う。

5月19日 (火)    疲れが尾を引く

忙しい先週を乗り切って、週末はサンプルを届けに行ったりと出かけていた。
昨日はそれほどでもなかったが、今日になってその疲れがどっと出た。

朝から体が重くて仕方がない。
頭のキレもいまひとつ。
とにかく身体も頭も重たい。

こういう日に限って授業がたくさんある。
5限の授業の頃にはへとへとになった。

家に帰っても何もやる気が起こらず、簡単に夕食を済ませて、カーペットの上で横になってテレビを見ていたら、いつの間にかまどろんでいた。
これがまたよくない。
こたつを片付けてしまったものだから、床が固く、目が覚めたときはあちこちが痛かった。

歳をとるとともに、疲れは遅れて出てくるようになるという。
確かに週末の疲れは1日遅れ。
火曜日は授業が多いから特にきつい。
これでは週末に動いたりできない。

しかしある人に言わせると、疲れが翌々日に出るうちはまだ若い。
そのうち、今出ている疲れの原因がいつのものだったかわからなくなるくらい、遅れて疲れが出るようになるという。
そしていつもいつも慢性的に疲れている状態になるという。

5月18日 (月)    爽やかな1日 

今日は天気がよく、気温も暑くもなく寒くもなく、気持ちのよい風がそよいでいてとてもさわやかな一日であった。
入梅前のこの時期が一年中でもっとも気持ちのよい時期なのかもしれない。

気候が爽やかだと、学生も落ち着いていて、授業もスムーズに進む。
これが暑くなるとだらけてしまって、眠る学生が増える。
こっちも汗をかいて無駄に疲れる。

5月も半ばになり、1年生もほぼ日常の生活パターンが整ったようだ。
今年は何事もなくスタートして、ホッとしている。

授業で3分間スピーチをやっている。
毎年のことだ。
3分間話をさせると、いろいろと興味深い。

その学生の個性の一部を垣間見ることができる。
日頃の授業ではこちらがしゃべることがほとんどだから、学生が何を考えているかとか、どうやって成長してきたかといったことは全くわからないが、話をさせるとそれが少しだけわかる。

その少しが重要である。
ゼロかゼロではないかは大きい。

何事もとりあえずちょっとやってみることが重要である。
本気でやるかどうかは様子を見てから考えればよい。

5月17日 (日)     倒産

去年の夏、大学時代の大先輩から、本の執筆を代わりにやってくれないかという話をいただいて、ありがたくお受けした。
この仕事はとてもおもしろそうで、やりがいもあったからとても楽しみにしていた。
出版社の担当者も丁寧に対応してくださって、第1回目の編集会議に向けて、いろいろと細かいところまで配慮をしてくださって、準備万端整っていた。

今日がその第1回目の編集会議の予定であった。

ところが、あろうことか、その出版社が倒産してしまった。
本の執筆も幻となった。
非常に残念であった。

しかし、倒産の話を聞いて思ったことは、倒産ということが身近にもあることを思い知らされたことと、対応してくださった担当者の方の今後の人生についてである。
仕事がひとつなくなった私は、気持ち的に残念だったなと思うだけで終わりであるが、職がなくなった人のこれからの苦労を思うと胸が痛む。

経営者というものは、そこで働いている社員の一生を託されているものである。
責任は重い。

私が働いている大学は、今のところ、倒産したり、いきなり解雇されるという心配をしなくてよいが、もう少し話をスケールダウンすると、このゼミの経営者は私である。
その私が倒れてしまったら、ゼミの学生はどうなるのだろうか。
などということをふと思ってしまった。

せいぜいストレスを溜め込んでぶっ倒れないように気をつけて毎日を過ごすことにする。

5月16日 (土)    情報とストレス

癌が完全に治癒できるようになったら、何年平均寿命が延びるかという見出しにひかれてある新書を読んだ。
結局3年ほど延びるだけらしい。
この本は面白かった。
医学統計を鋭く解析する手法で、これまでに健康に良いと言われてきたことに次々と疑問を投げかけている。
たとえば、喫煙は必ずしも肺がんの増加につながらないとか、やせている人のほうが糖尿病になりやすいとか、コレステロールは高いほうがよい などなどである。
こういう話を聞くと、講義で言っていることがどれほど本当なのか疑問に思えてきて、学生に嘘を教えているのではないかと不安になり、ますます講義をすることに自信がなくなってくる。

結局、人間はいつか必ず死ぬのだから、どういう生き方をするかを自分自身できちんと決めることが大切だということと、ストレスが身体にとって一番悪いということが主張されていた。

最近、健康に関する本は何かにつけてストレスが諸悪の根源のように書いてある。
共感できる。
最近の社会は何かにつけて競争、競争で、勝ったの負けたので全てが決まってしまうような世の中になってしまっている。
そんなぎすぎすした社会が快適に暮らせるとは到底思えない。
いや、競争に勝とうという気持ちのある人にとってはよい時代になったのだから、快適に暮らせないと思うのは私だけであると思っておく。

それから最近は情報量が多すぎて、それを整理するだけでもストレスになる。
インターネットからあふれてくる情報はおびただしいものであり、その多くは知らなくてもどうでもよいことばかりである。
知らなければ済むことを知ってしまったためにストレスが溜まるということがある。
何かにつけて情報公開、説明責任などというが、何もかも知らせることが本当によいのだろうか。
その一方で機密保持とか個人情報とか言われて、その挟間におかれた状況のとき、どうやって対応するかでまたストレスが溜まる。

先日もある会議で、情報の伝達不足を指摘する意見があり、情報公開が求められていた。
私はその意見を聞いていて、おっしゃることは理解できないでもないが、それを聞いてどうするの と思った。
発言者は再発防止のために聞きたいと意見していたが、事実を知ったからといって再発防止につながる案件とは到底思えなかった。
それに情報を得てしまうと、ついつい他人にしゃべりたくなるという人もいて、そんなことになれば無用な誤解や無用な混乱を招くだけである。

知らぬが仏というではないか。
情報を得すぎて要らぬエネルギーを費やして、ストレスをためて、健康を害するのはとてもあほらしい。

5月15日 (金)     サンプル運搬

昨日調製したサンプルを無事共同研究者のもとへ届けてきた。
またこれで一つ安心である。

移動している間に、梅木さんにデータをまとめてもらって、早速共同研究者のところへメールで報告してもらい、それを元にディスカッション。

今後、どのように進めていこうかという大枠について議論をした。
今回行っているテーマは、やればやるほど奥が深く、ますます面白くなってきている。

ここ最近、研究が面白いなと思うことが少なくなってきたような気がするが、その一つの原因として、現象論を追ったところでやめてしまって、さらに奥に進むことをしなかったことがあるような気がする。
しかし、奥に進めることは自分達だけの能力では困難で、他の研究者の力を借りなければならない。

また、他の研究者と議論することによって、新しい知識も増え、勉強になるし、発展もする。
多くの人たちに助けてもらってこうして研究を進めていくことができることに感謝。

5月14日 (木)    実験終了

連休前から気になっていた大きな実験が無事ひと区切り終えた。
ホッと一安心である。

何せサンプルの数が多かったので、間違えないようにということを祈るばかりであったが、一番最初にちょっと間違えたものの、なんとか対応でき、そのあとはきわめてスムーズに行うことができた。

毎日の作業が膨大な量だったので、実験を行った4年生はさぞかし神経を使ったことと思うが、連休を返上して最後まで粘り強くやってくれたことに感謝すると共に、この貴重な経験はきっと将来役に立つと確信している。

何事でもひと区切り終えた時の達成感というのは気持ちの良いものである。
実験はこのあと、分析を行わなければならないが、それは自分たちの都合に合わせて、また、万が一の場合にもやり直しができるから少しは気分が楽である。

昨日、今日、いや今週は疲れたが、達成感がその疲れを吹き飛ばしてくれた。

明日は今日調製したサンプルを共同研究者のもとへ直に届けることにする。
以前、宅配便で送ったら途中でサンプルが行方不明になって、ものすごくヤキモキしたので、あてにならない。
時間とお金がかかるが、時間とお金にはかえられない。

研究は自分ひとりの力でできるものではない。
多くの人たちが関わって、それぞれの得意なテクニックを発揮して、最高の結果を出す。
これが醍醐味である。

今回の実験では、ゼミの中でもそれぞれの人がそれぞれの役割を果たし、他大学や企業の研究者の力を借りて進めている。
よい関係を構築しながら進めていくことができるという雰囲気もうれしい。

このあとはさらに分析を進めて、来年の学会で発表できるようなデータが出ればこれにこしたことはない。

5月13日 (水)    無事に1日

これまでやってきた最大級の実験が今日ひとつの大きなヤマを迎えた。
ここで失敗したら、今までやってきたことがすべてパーになってしまう。
慎重に慎重を重ねてやらなければならない。

この実験はゼミの構成員総動員で、挙句の果てには、共同研究者にも来てもらって行った。
サンプル採取にも細かな配慮が必要で、緊張の連続である。

それぞれに手分けをして、作業を行った。
4年生はそれぞれ得意の作業を割り振った。

おかげで予定通りの作業が予定通りの時間に終わった。
4年生の実験のうでがずいぶん上達した。
嬉しい限りである。

明日も今日と同じ実験を行う。
明日も今日と同じようにミスをすることなく、最後までできれば、この実験もひと段落。
あとはゼミで成分分析をすると共に、共同研究者の手を借りていろいろな分析を行うことになる。

期待したような結果が出るとよいなと思うが、これは時の運もあるし、実験だから自分の思うようにいかないことは日常茶飯事である。

少々疲れたが、明日もがんばらなくては。

5月12日 (火)    今日の1日

いつものように4時30分に起きてシャワーを浴び、そのあと食事の支度をする。
何度も書いているように、5月になってから朝食をごくごく軽いものにして、つくったものは弁当箱につめて研究室に持ってくることにしている。
おかげで昼食が充実している。

弁当を作ると支度に時間がかかる。
作った料理を一回皿に盛って、それを弁当箱につめなければならない。
弁当の用意をしてから鍋や皿を洗うとほぼ出勤時間になってしまう。

6時45分、研究室。
メールのチェックや講義の準備をして過ごし、1限、2限と講義。
2限は医学部なので、出かけていかなければならない。
この往復の時間が少し惜しい。

13時に研究室に戻り、昼食。
そのあとはどっと疲れて、あまり仕事がはかどらず。
5限の授業の準備やら明日の講義の準備、明日の実験の打ち合わせなどをして過ごす。

5限授業。演習形式なので、立ってしゃべって黒板に書くということをしないからいくぶん楽ではあるが、それでも午前中の2コマ続きの講義の疲れが残っていてけっこうからだがきつい。

授業が終わってから書類の整理。
ごそごそしていたら研究室を出るのが遅くなった。

帰宅して食事をどうしようかと思ったが、胃にもたれるといけないと思って、軽いものにした。
その分、甘いものを食べた。
最近、私のことを気遣って、甘いものを差し入れしてくださる方が多くあり、まことにありがたいことである。
感謝をしながらおいしいお菓子に舌鼓を打った。

連休中に見る事ができなかったテレビ番組を見ていたらいつの間にか意識が遠のいていて、23時頃意識が戻った。
それから食器を片付けて床に入ったのが23時30分。

こういう一日はその日は何とかなっても明日に残る。
明日は講義と実験と会議二つ。
長期戦を覚悟しなければならない。
5月で最も忙しい2日間が始まる。

5月11日 (月)    無題 

連休が終わった。
もっともっと続いてほしい気分である。
どのくらい休んだら休むのに飽きるのか一度試してみたいものだ。

前々から述べているように、今週は予定がぎっしりである。
その予定を見るだけで心が負けてしまっている。
ちゃんと今週が終わることができるのだろうかという不安ばかりが頭をよぎる。

本を読んで、あっこれいいな と思ったことをノートに書き留めている。
それを休憩時間に読んでいたら、
「将来の不安はとりあえずそこにおいておく。今目の前にあることに集中していけば終わる」
とあった。
今週末まで仕事が滞りなく進むかどうか不安に思うより、今日の仕事に全力を注ごうと気持ちになった。

授業を3コマやって、メールや電話で打ち合わせをしたりしていたら、いつの間にか夕方になった。
なんとか1日終わった。
まだ余力が残っているような気がした。

これが危ない。
そういう気持ちに乗じて調子に乗ってしまうと、明日からがきつい。
そう思って急ぎ帰宅。

疲れを癒すことも兼ねて夕食を作った。
それほどのものを作ったわけではないのに、時間だけはやたらにかかった。
新鮮な野菜を材料にしたから、おいしく食べることができた。

甘いものがどうしてもほしくて、和菓子をたくさん食べてしまった。
やはり今日は脳が疲れたのだろう。
早めに床についた。

5月10日 (日)     竹田

今日も昨日に引き続いて、ミニトリップ。
竹田方面に出かけることにした。

まずは普光寺麿崖仏。
旧朝地町にある。
15年ぶりくらいに訪れたが、変わらぬ迫力に圧倒された。
こんなすばらしい遺物があちこちに残っている大分はすばらしい。
しかし、遊歩道が荒れていて少し残念であった。

次に竹田の岡城址。
歌曲「荒城の月」のモデルになった城ではないかと言われているところである。
こちらも10年以上訪れていない。
時間がなかったので、駐車場から石垣を一瞥して竹田市内へ。

竹田では、割烹でちょっと贅沢な昼食をとることにした。
個室に案内されて、贅沢な空間に静かな時が流れる。
聞こえるのは鶯の声。

凝った料理の数々に堪能して、満足した。
その後、竹田の町を少しだけ探索。
街に人がほとんどいないのに戸惑った。
以前、この日記にも書いたと思うが、この街が好きである。
小さな街で、半日もあれば一回りできてしまう街であるが、歴史を感じさせる静かな街である。

その後は東洋のナイアガラと呼ばれる原尻の滝。
すっかり大分の名所になった。

のんびりと時を過ごしていたら、あっという間に時間は過ぎて、昨日計画していた長湯温泉はまたこの次ということになって大分市内に戻った。
バス停で2人を見送った。

楽しい2日間であった。
最近、休日というと、家でゴロゴロしていることが多いが、季節がよいときにはこうして外に出て太陽の光をたくさん浴びて、おいしいものを食べ、楽しい会話をするのもよいことである。

今度は是非秋の紅葉の季節に遊びに来てください。
耶馬溪の紅葉がとってもきれいです。
中津の鱧がおいしいです。

5月9日 (土)    由布院

大分に来る前に勤めていた会社で一緒に仕事をしていた先輩と後輩が大分に遊びに来てくれた。
二人とも女性である。
この二人は昨年の2月にも遊びに来てくれたのであるが、今回は航空会社の激安ツァーを利用しての旅である。
往復の航空機の運賃と、シティホテル一泊でしめて22000円というから恐れ入る。
片道の航空運賃だけでも24000円取られるというのに。

今日は午後、由布院で合流して、街を散策した。
久しぶりに歩いてみたが、いろいろなお店があってみるだけで楽しい。
何年か前に行ったときとすっかり変わっている。
観光客の受けを狙っているのが一目瞭然であるが、しかしちょっとお目にかかれないような雰囲気で楽しい。

今日はとても暑かった。
少し歩くだけで汗が出て、そのたびにお店に入る。
お店でいろんなものを見て、ついでに試食をする。

3人で食べ物の話をするとおもしろい。
団子を食べて一言。「このしっとり感はトレハロースがはいっているからだ」
とか、
「こんなに保存期間が長いのはソルビン酸がはいっているに違いない」
とか、
業界用語がポンポン飛び出してくる。

普通の人が聞いたら気味悪がってしまうだろう。
ある意味、オタクの世界である。

天気がよく、爽やかな一日だったので、由布院から大分までトロッコ列車に乗った。
風がとても心地よい。

夕方に大分に着いて、夜は大分の郷土料理を満喫した。
私も久しぶりにとり天、団子汁、きらすまめしなどを食べた。
とり天が結構おいしかった。

明日は竹田の岡城址や長湯温泉に行く予定。
天気が良さそうで何より。

5月8日 (金)     学会

学会が近づいてきた。
第63回、日本栄養・食糧学会が5月20日から長崎市で開催される。
去年はゴールデンウィーク中に東京で開催された。

今回は共同研究者が発表をするので自分が発表することはないが、座長があたっている。
学会に行く前には、どんなシンポジウムや講演を聴こうかと講演要旨集をめくって、自分のプログラムを立てるのが楽しい。
朝から、プログラムを見て、興味のある演題をエクセルに打ち込んで、日程表を完成させた。

今年はおもしろそうなシンポジウムが目白押しである。
充実した3日間を送れそうである。

今年の学会は水、木、金と開催される。
そのあとの週末は長崎の町を堪能してくださいという配慮なのであろう。

大変ありがたいことではあるが、長崎にはときどき出向くし、5月、6月と週末に出かけることが多い。23日の土曜日は朝早くから用事があるので、学会は金曜日のうちに戻ってくるつもりだ。

5月7日 (木)    連休明けの1日

連休ネタばかりである。
今日も張り切って4時30分に起きてシャワーを浴びたが、胃が重たくて、いまひとつの出だしである。
いつものように朝食を作ったが、食べる気がしなかったので、朝食はロールパンをひとつとヨーグルトだけにして、作った食事は弁当箱に入れて、お昼に食べることにした。

久しぶりの出勤なので、出かける支度に多少手間取ったが、いつもの6時に家を出ることができた。
JRの改札にやってきて、さて定期券はどこかなとカバンを探ってみたら、ない。
入っているものを全部ひっくり返して探してみたが、見当たらない。

どこに入れたか思い出してみると、ひょっとしたら連休中に研究室に出向くことがあるかもしれないからリュックに入れたのではないかと思い、家に引き返した。
リュックを探ってみたが、そこに定期券はなかった。
それでは先週の金曜日に来たスーツのポケットの中にあるかもしれないと思って、調べてみたがそこにも定期券はなかった。
もうわけがわからなくなって、いつも定期券を入れているカバンをもう一度探ってみたら、いつもと違うポケットの中に入っていた。

やれやれ、朝からつまらないことに時間を費やしてしまった。
列車がいつもより1本遅いものになった。
6時30分になると、一番列車が到着するので、多くの人が改札に向ってくる。
その集団が好きになれないので、始発列車を利用しているのである。
それに6時41分発の豊後竹田行きの列車は久大本線からやってきてそのまま豊肥本線に入るので、通しで乗っている客が多く、混雑するから好きになれない。

いつもより20分ほど遅れて研究室に到着。
いつものようにメールチェックや講義の準備をするが、勘が鈍っていて、なかなかはかどらない。
来週の実験に向けて準備をしなければならないこともある。

1時間目の講義が始まるまでばたばたの時間を過ごし、授業の前にすでに疲れてしまった。
おかげで授業もいつものような勢いが出なかった。
それでも熱心に話を聞いてくれる学生のおかげで救われた。感謝。

午後からは、来週の授業や実験に向けての準備などでけっこうバタバタした。
明日1日過ごせば週末。
週明けからおそろしい。
3ヶ月間、待ったなしで時間が過ぎることになる。

5月6日 (水)    連休最終日

楽しみにしていた連休もあっという間に終わった。
なんとなくだらだら過ごしてしまったような気がして、もう少しどうにかならぬものだったかと少し悔やんでいる。
休養をとって、テレビを見て、勉強をして、本を読んで、ちょっとだけ買い物に出かけて とこじんまりとした連休だった。
余計なお金を使わずに済んだことが唯一の救いか。

今日は通常の週末のような1日。
近くのスーパーマーケットで主に動物性食品を買ってきて、昼にはそれを素材にして、少しばかり素人料理をした。
今日の目玉は生まぐろの血合いの佃煮。

かんぱちのアラとこのまぐろの血合いがどちらも半額になっていて、どっちかを料理してやろうと、店頭で相当悩み、結局かんぱちのアラは時々出るが、まぐろはめずらしいからと思ってまぐろを選んだ。

適当な量のみりんと砂糖と醤油を煮立たせて、その中にまぐろの血合いをぶち込んで、煮汁がほとんどなくなるまで煮詰めたらまぁまぁのものができた。
貧血気味の私にとっては鉄のよい供給源で、優等生の食べ物である。

他に、採れたてのソラマメとスナップえんどうをゆでて、ビールと一緒に飲んだらけっこういけた。

昼を過ぎる頃から、だんだん気分がゆううつになってきた。
また明日から日常の日々が待っている。
2日間行けばまた週末が来るから、まだよいとは思うものの、11日からのスケジュールは目を背けたくなるようなものになっている。

気分はゆううつになっても文句を言っていてはいけない。
仕事があるのはありがたいことである。
さて、また明日から頑張ることにする。

5月5日 (火)    工藤公康

プロ野球横浜ベイスターズの工藤公康投手が今日46歳の誕生日を史上最年長ホールド記録で飾った。
彼のデビューは昭和57年である。
私が社会人になった年と同じである。
今年で28年目。
30年近くも現役の選手を続けているとはものすごいことである。
尊敬する。

彼は高校を卒業して進学することを表明していたから、当時、ほとんどの球団がドラフト指名をしなかったが、唯一西武ライオンズが確か5位だったと思うが、指名をした。
どういう事情があったかは知らないが、彼はライオンズに入団した。

若い頃の彼はハチャメチャな生活をしていて、成績もぱっとしなかったようだが、何年か過ぎて、これではいけないと目覚め、以来、精進に精進を重ねて現在に至っている。

彼は中高年者の希望の星などと言われているが、確かにこういう人の存在は励みになる。
彼の並々ならぬ努力がその根底にあることをたいていの人は忘れているだろうが。
我々も努力なくして活躍することはできない。

彼がダイエーホークスに在籍している時、よく試合を観に行ったものである。
投球するときにすっと上がる右足が美しく、球に伸びがあるのがとても印象的であった。

しばらくして彼はダイエーホークスを去って読売巨人軍に移籍することになる。
その頃、契約更改のときに、経営者側から、「君は火曜日の登板が多いが、火曜日はお客の入りが少ない。だから営業成績が上がらないから、年俸は上げられない」と言われたそうだ。
彼がホークスを去った一つの理由としてこのことが挙げられている。

確かに、経営者サイドから見れば、客が少ないということは、工藤を見に来る客が少ない、つまり工藤には人気がないということになるかもしれない。
しかし、火曜日はたいてい3連戦の初戦。チームとしては落とせないゲームだけにエースを持ってくるのは常套作戦である。
現場はそれだけ工藤を信頼し、工藤に期待しているのである。

そういう現場の声を汲み取れない経営態度は必ずや現場からそっぽを向かれる。
経営に限らず、現場の声は大切にすべきであると思う。
私の職場で言えば、学生の声を大切にすべきということになる。

話を戻して、工藤。
今年も先発としての調子が悪いから首脳陣から中継ぎを打診されたそうだ。
彼は快く引き受けた。
野球ができることが幸せであるとこの話を受けたという。
こういう態度、こういう考え方はお互いの信頼度を高める。
強い絆ができる。
こういう仕事の進め方は理想的である。

講義や研究ができることが幸せ。
そういう原点に立ち戻ることが大切である。

5月4日 (月)    道の駅 

国道沿いのあちこちに道の駅がある。
新鮮な農産物や郷土の食べ物、漬物などが売られていて、訪ね歩くのはおもしろい。
ここ最近、道の駅に立ち寄ることがなかったので、雨模様ではあったが、車で出かけることにした。

連休に入っても相変わらず4時30分には目が覚めるので、それからいつものようにシャワーを浴びて、野菜中心の朝ごはんを食べてもまだ7時前である。
いささか時間をもてあまして、家を8時30分に出発してまずは道の駅「おおの」へ。
ここは中九州自動車道ができたときに作られたのであろうか、初めて行くところである。

道の調子がよくて、わずか35分で着いた。
以前なら1時間以上かかった場所である。
道路の整備はありがたい。
初めての道だったので、ちょっとしたドライブ気分を味わった。

ほぼ開店と同時にお店に入り、両手に余るほどの野菜を買い込んだら、もうおなかが減ってきた。
高菜といりこが入ったおむすび弁当がとてもおいしそうだったので、思わず買い込んでパクッと食べた。
9時30分ではあったが、早めの昼ごはんである。

その次は道の駅「あさじ」。
ここはたびたび出向いているところである。
品揃えが多いので、見ていて楽しいが、これがほしいと食指が動くものはない。
ちょっとしたゲームをやったら見事に外れてしまい、もらったのは参加賞の大根切干だった。

ミートショップで朝地牛の肉を少しだけ買って、緒方の酒蔵へ。
新酒を1本買い求めて次は道の駅「きよかわ」。
ここはスケールが大きい。
加工品が充実している。
しかし、油揚げとパンしか買わなかった。
パンはその場で食べた。
ここでもちょっとしたゲームで遊んだが、商品は参加賞程度のお茶。
なかなか特賞はゲットできないようにできている。

つぎは道の駅ではないが、三重町の農産物直売所。
以前はこの時期、この直売所に行って、規格外の格安のイチゴをどっさり買ってきて、ジャムを作るのが恒例であった。
久しく作っていないし、作る気もない。
最後にジャムを作ったのは6年前。
ここでまた少し野菜を買い求め、そのまま家に帰った。

家に帰って、早速買ってきた野菜などを食べた。
食べ終わったら14時30分。
お酒も飲んだので、少しの間まどろんで、夜になったが、おなかが減らないので、結局これが晩ご飯。

夜は昨日に引き続き、勉強をかねた読書。
読書三昧は快適である。

5月3日 (日)     連休二日目

デパートでスィーツのフェアをやっていて、恐ろしく人気の高いロールケーキがあると聞いた。
そんな話を聞くと買いに行きたくなるものであるが、開店前から並んだにもかかわらず買えなかったという人がいると聞いて、恐ろしくなって、デパートに行くのはやめにした。

しかし無性にロールケーキが食べたくなったものだから、いつもよく行くお菓子屋に行って、切れ端いわゆるアウトレットのロールケーキを買ってこようと考えた。

店に着いたら、珍しく今日はいろいろなお菓子が出ていて、目移りしてしまった。
いろいろ見ていたら、ロールケーキよりフルーツケーキのほうがおいしそうに見えたので、ロールケーキはやめにして、フルーツケーキと洋風どら焼きと酒饅頭とピーナツせんべい、しめて1020円を買ってきた。

期待に胸を膨らませてフルーツケーキを食べたのだが、おおはずれ。
まったくおいしくない。
ロールケーキを買わなかったことを相当後悔した。

昼には県立図書館に行って、いくつかの本を返してまた借りてきた。
この連休にいっぱい本を読むつもりである。

昼過ぎにデパートへ行って、遅めのランチ。
学生がアルバイトをやっているカフェでのひとときである。
日頃、キャンパスで見せる顔とは違う顔を見せてくれてなんとなくうれしい。
こっちも日頃キャンパスではお目にかけないようなラフな格好で出かけている。

ショップでも別の学生がアルバイト。
研究室でのちゃきちゃきさがそのまま仕事にも現れていてなんだか頼もしい。
無理を言って、小さなパイ2枚と小さなケーキ一つを買い求めてきた。

夜は勉強をかねた読書。
食生活に関する話題でおもしろいことが書いてあった。
そのネタは講義で使うので、ここでは内緒。

5月2日 (土)    連休初日

待ちに待ったゴールデンウィークがやってきた。
以前なら、この休みを利用してどこに遊びに行こうかということを考えていたが、最近は特にどこかに行きたいということがなくなって、ひたすら家でゴロゴロしていたいという気持ちが強くなっている。

今年もどこかに行こうというあてはない。
初日の今日はまずいつもの週末のように部屋や風呂場の掃除を特に念入りにやった。
昼ごはんは例のホテルバイキングに行くつもりでいたが、どうにも胃が重たくて食欲がなく、行こうかやめようか迷っていたが、どうにも身体が重くて結局出向かずに昼寝をした。

昼過ぎに目覚めてから、フローリングのワックスをかけようと思い立ち、近所のホームセンターでワックスシートを買い、近所のパン屋で遅めの昼食を買い、昼食をとりながら、ワックスをかけた。

終わったらくたびれて再び昼寝をした。

目覚めたら夜になっていた。
へんな時間に昼ごはんを食べたものだから、食欲がなく、だらだらとしていたら眠たくなったので早めに寝た。

連休初日は溜まっていた身体の疲れをとる一日になってしまった。

5月1日 (金)     体調不良

今朝はあろうことか4時に目が覚めてしまった。
もう一度眠ろうかとも思ったが、面倒くさいのでそのまま起きた。

毎日のことであるが、胃が重く、不快な気分であった。
いつもならシャワーを浴びると、いくぶんすっきりして、朝食の支度をしているうちに、食欲も出てくるのであるが、今日は朝食の時間になっても食欲が湧かず、胃がムカムカした状態が続いている。

それでも食べなければと思って無理やり食べたが、あまりたくさん食べることができなかった。
そのまま出勤。
早朝の研究室に着いて、まず一杯の紅茶を飲む気にもならない。

これは何らかの異変が起きていると考えるべきである。
思い当たることを考えてみた。

昨晩はそれほどお酒を飲まなかった。
お菓子を食べ過ぎたというわけでもない。
昨日、一昨日と食中毒になりそうなものを食べたかと思い起こしてみるが、心当たりもない。

原因は結局わからない。
今のところ、吐き戻したり、下痢をしているわけではないので、もうしばらく様子をみようと思うが、明日からしばらく休みが続くということで、これまでの緊張感が抜けてしまったのであろう。
そういうことであれば、連休は家でゴロゴロして過ごすのに限る。
連休明けの2週間はとてつもなく忙しくなる。